(意識が急速に沈んでいき、まるでどこかに落下していくような感覚を感じていく優梨奈)
(教室の床がなくなり、生徒や教師の姿も消え、周囲は真っ暗になり自分の身体がその闇に溶け込みながら、落ちていく感覚がする)
(そして意識も遠くなり、落ちていく感覚も感じなくなると……)
(唐突に意識が覚醒する)
(そして視界に入るのは木製の見たこと無い天井)
(そして優梨奈は布団もない簡易的なベットの上に裸で横たわっていた)
(記憶を思い返せば、先程の教室でのこともはっきり思い出せる)
(自分の通っている学校と同じ学校)
(けれども異性の同級生が存在するという現実ではありえない状況)
(そんな学校の授業中)
(服の中で異変が起こり、ありえない責めでたっぷり責められたという出来事)
(あれは明らかに現実での出来事ではなかった)
(さらにそんな夢を見る前のことも思い出す)
(廃墟と言えるような屋敷に趣き、そこで暗闇の中たっぷり責められたこと)
(そしてそこで限界まで責められ、力尽きたこと)
(それらの記憶が正しければ、ここはその館の一室だと思われる)
(誰がここまで運んだのかという疑問もでてくるが……)
(そんな目覚めを体験した優梨奈だが、まるで先程の夢が現実であると思えるような痕が残っていた)
(乳首は立ち、股間は愛液で濡れ、汗も結構でている)
(あの舐められる感覚に、最後突き刺さるような異性の視線も、まるで身体と心に刻まれたかのようにはっきりと残っている)
(ただ汗に関しては、この部屋の暑さも影響しているかもしれない)
(かなり蒸し暑い……)
(しかし、そのおかげで、裸でも肌寒さを感じないという利点もあったが)
(さて、そんな環境の蒸し暑い部屋だが、それほど大きくない個室のようだ)
(部屋の端に掛け布団もシーツもない簡易ベットが置かれそこに自分は横たわっていた)
(その反対側に壁には大きな綺麗な鏡があり、優梨奈の裸体が写っている)
(中央には小さなテーブルがあり、そこには一枚の紙がおかれている)
(そして部屋の出口は一箇所)
(ベット頭側の方向の壁にある木の扉のみだ)
(ちなみにテーブルの上に置かれた紙には赤い血のような文字でこう書かれていた)
『あなたはこの館の虜
死ぬことも飢えることもなく永遠に嬲られ続ける
もう逃げられない』
(優梨奈は気が付いていないだろうが、その身体には呪いのようなものがかけられていた)
(決して死ぬことのない不死の呪い)
(怪我を負っても瞬時に回復し、そのダメージと痛みは快感へと変換される)
(食事も必要なくなり、排泄も必要なくなる)
(腸内の排泄物は呪いをかけられたタイミングですべて消えており、優梨奈のアナルはただ彼女に恥辱と快感を与えるだけの快楽穴と化すだろう)
(無論、呪いをかけられているという感覚はないので、実感はまだ沸かない)
(しかしこのあとの様々な陵辱劇で、優梨奈はそのことをはっきりと認識するほど経験してしまうことだろう)
【お待ちしておりました、優梨奈さん】
【いえいえ、無理ないペースで進めていきましょう】
【改めて、よろしくおねがいしますね】
【さて、夢からの目覚め】
【館の呪いという感じでNGを潰しておきました】