>>57
(仲間とはぐれてしまい森の中を彷徨うルミ)
(そんな彼女の視界に朽ちた門と壁が見えてくる)
(元々は頑丈に作られていたもののようだが、放置されて久しいのかボロボロになってしまっている)
(その門の向こうには手入れを放置されて荒れ果てた庭とその先に大きな館が建っていた)

(門は錆付いているが問題なく開く)
(その先の庭はルミの膝よりも伸びた雑草で覆われいる)
(草を掻き分けながら進んでいくと、除けられた草はしなるようで反発するようにに戻ってきて、まるでブーツの上から撫で回すように動く)
(露出はおさえているので、それほどその感触は強く感じないが、タイツの上を草が這いまわる感触を完全に抑えるものではないだろう)
(そしてそんな草の生えた庭をまっすぐ進んでいくと、その先の館の一階部分の真ん中に大きく立派な装飾をされた扉があるのを確認できる)
(玄関と思われるが鍵はかかってない)
(少し重いが軋む音を響かせながら扉は開くだろう)

(その先は立派なホールになっているようだ)
(ホ−ルの形状は正方形で左と右の中央にはそれぞれ木製の扉がある)
(床には絨毯が敷かれているが、埃が積もっており、人気の無いことを思わせる)
(なお屋敷内に踏みこむと背後の扉が勢いよく閉まる)
(鍵がかかった音はしないが、扉が開く気配はない)

【とりあえずプロローグ的なものを書いてみました】
【よろしくお願いします】