あれ〜?こっちじゃない?
(見習い剣士が一人森の中を行く、仲間と離れてしまい合流できないでいる)
うう〜なんでこうなっちゃうの〜? クスン…隊長にまた怒られちゃうよ〜
(まさか少し目を離しただけではぐれるとは思っていなかった)
(少し間が抜けているよく失敗をするが、今回もまたやってしまった)
ん、あれ?何かある? 古い館?
(その時突然森の中に人工物が見えてくる、古い館のようだ)
だけど〜人住んでなさそうだよね〜?でも、なんとか屋根のついたところで休めそうねっ!
(すでに朽ち始めた門やその奥に広がる荒れた庭が人が住んでないということを語っていた)
(はぐれてから結構時間がたっていて合流は難しい、この発見はとても大きそうだ)
(錆付いた門を開き中へと入ってく)
ん…くっ ふっ! 歩きづらいー
(放置され伸び放題の草は足に絡みつき足をとってくる)
(タイツの上に巻きつく草の感覚がくすぐったい)
お邪魔します〜誰かいます?… いないよね?
(庭をこえ立派な扉をぎぃ〜っと開く、中は朽ちてないものの人の気配はない)
埃まみれね… !?うわっ とっ?
(館に足踏み入れたその時、突然大きな音を立てて扉が閉まってしまった)
あ 開かないっ!? もうっ、扉の建付けが悪いのかな?
(閉まってしまった扉は開かない、老朽化でずれてしまっているのだろうか)
ま、いっか! いざとなれば出口は他にもありそうだし
(いざとなれば行儀は良くないが裏門から、あるいは窓からでも脱出できる)
玄関で休んでいいけど… ちょっと奥に行ってみようかな
(屋根があればそれでよかったが、裏口を探すがてら休めそうな部屋もないか探索してみる)
(正面の扉を開いて奥へと進んでいく)
【プロローグありがとうございます】
【よろしくお願いします!】