>>62
(さらに奥に進んでいくルミ)
(その先はまっすぐ伸びる暗い廊下になっている)
(そして閉め切っていたせいだろうか?蒸し暑い)
(そんな廊下に足を踏み入れると玄関の扉と同じく、再び閉まってしまう)

(入り口が閉まってしまった廊下は完全に暗闇に閉ざされ、周囲の様子が完全に分からなくなってしまう)
(しかも蒸し暑いことと、ルミが露出を抑えた格好ということもあり、汗をどんどんかいていく)
(幾つか着衣を脱げばマシかもしれないが、室温が下がるわけでもないので焼け石に水であろう)
(ただ、脱がなければ汗をさらにかき、服がどんどん汗で濡れていくだろう)
(廊下の幅は1m少しある程度で、左右は木の壁になっている)
(そちらに沿って進むことも可能だ)

(そんな暗闇の廊下をまっすぐ進んでいくと、さらに奥のほうから何か視線のようなものと、その主の気配を感じる)
(真っ暗だというのにその視線はしっかりルミを捉えている)
(その数は1つではなく複数のようだ)
(視線はルミの身体全体を見ているようだが、もし肌が露出しているところがあれば、そこに集中するだろう)

【服を脱ぐかはお任せします】