>>68
今のところ向こうも動いてないみたいだけど…
(暗闇の中正体のつかめない相手を警戒しながら進む)
ん…? きゃっ! な、なにっ?
(だがある程度進んだところで突然異変が起こる)
(突然お尻の辺りをなでられたような感触がしたのだ)
こ、このっ! あれ…っ?
(暗闇の中で体に触れてくるものを捕らえようと手をのばすが何もいない)
(実体のない手のようなものが自分の体を撫で回しているようだ)

幽霊とかそういう魔物がっ? やっ! も、もうっ! ひゃあ!
(実体のない相手に抵抗できないでいるとどんどんその行為はエスカレートしていく)
やだっ! やめなさいよっ! っ こらっ!!
(胸や足などは硬い鎧に守られているから感触はそんなには感じない)
(だが他の部分は汗にぬれた体を好きなようになでまわしてくる)

うう〜! どうしよう…! こんな好き勝手…
(時間が経つにつれ撫で回す腕は増えそして撫でる箇所はきわどくなっていく)
(こっちを見つめる視線もいまだ感じ、体を撫で回されるこっちを見ているようだ)

今の私じゃ…こんな魔物を追っ払えるような力はないし…
(剣士である自分では霊体モンスターのような実態のない相手は分が悪い)
なんとか…この暗い所から脱出しないとっ!
(なんとかこの攻撃が及ばない場所まで急いで移動するしかない)
(今は耐えながら暗闇を早足で進んでいく)