>>94
芹さん…今から行くって行ったのに、また寝てなかった?
でも冷えてるからいいや。もう外は暑いよ?僕みたいな格好なら尚更ね?
(玄関から出てきた芹さんはただでさえボリュームのある髪の毛が
好き放題になっていて、だらしない事になっていたことを見ただけで察したのか
年の割にしっかりしている口調で見上げながら言葉をかけていく。)

せ、せめて部屋の中まで我慢してくださいってっ…。
玄関じゃ外の人にバレちゃいそう、落ち着けないですから…。
(自分の格好を見て表情を変える芹さんに、
今にも襲い掛かられそうなプレッシャーのような物を感じつつも、
いそいそと逃げこむかのように靴を玄関において、彼女と共にお部屋に。)

芹さん、ほんとにそれ着て学校行ってるの?
なんていうかあんまりにも…芹さんの身体が強調されてるっていうか…っ。
(冷房に息をついて床に座ってから、改めて芹さんの身体に視線を送る。
ただ着ているだけだというのに、彼女の身体が強調されて飛び出してくるかのよう…
やはりというべきかボールでも詰め込んだような胸に視線は吸い寄せられて
白い布の奥にある色…透けているそれに意識がどうしても向いていた。)