>>30
「……っ!うぐっ…!」
(ひとしきり遊び、そろそろ飽きてきた頃に千夏は自分に向かってくる何かを勘づく)
(しかし咄嗟の動作は遅れ、その何かに首を掴まれてしまう)
(しばらく状況を理解出来なかったものの、掴まれた何かの先に見えた銀髪の少女を確認し、自分の首を掴む何かは彼女の仕業だと気がつく)

「何よあんた!離して!このっ!」
(銀髪の少女を腕の持ち主だとは思わず、怒りを露わにしながら、身体を勢いよく揺らして抵抗する)
(盗み出した腕らしき物は首を掴まれてなおまだ手に持っていて、千夏の独占欲や所有欲を表していた)