>>31
「私はリン・フリージア、ソレの持ち主です、ソレを返してもらいに来ました」
(頭痛が襲い目つきが険しくなる、首を掴むとそのまま自分の半身くらいの高さまで上げ、 怒り抵抗する千夏から腕を取り上げようとする)
「…っ」
(千夏は思っていた以上の力で腕を握っておりなかなかうまく取り上げられずにいる)
(その時であった、ズキンと強い痛みが頭に襲った)
「痛っ!!」
(その拍子に『腕』の力は消え、千夏は地面へと落とされる)
「薬…」
(ふらふらとした足取りでジーンズのポケットからカプセル錠を取り出して服用する)