…………そ、結構無理させちゃってたけど
(じっとしの先輩の顔を見つめてみる。心なしかどころではなく顔が赤いのは
気のせいではないだろう――と、いうより年頃の娘の羞恥心があんなことをされて
発揮されないわけがないというものだ。)
体、気になるならウチに来る?
自分がしてしまった以上多少のことはしておきたいと思うし、風邪ひかれたりしても申し訳ないから
(羞恥に表情を染め上げ、慣れない様子で自身の体を確かめるしの先輩を見てぽつりと提案してみる
自分の方もスカートや下着は汚れてる――脱がしかけたしの先輩はこの比じゃないはずだし
さすがに自身のためにここまでさせた人間をこのまま帰すというのも気が進まなかった)
【完膚なきまでに寝落ちです申し訳ない。】
【ええ、それではお言葉に甘えさせてもらって21時にお願いします。
ついてきてくれるなら、しの先輩の事情をとか異形狩る経緯でも聞いておこうかな
あと、コイバナ的なアレを突っつく程度ですね。】
【お待たせしたうえ心配おかけして申し訳ありません
それではおやすみなさい、お疲れ様でした。
以下空室です】