>>55
「…!ぅげぇ…!あ"ぐっ!…も、もう止め…ぐはっ!」
(苦しむ千夏に何度も容赦なく放たれる衝撃波)
(骨が砕けるのではないかというくらいの瞬間的な痛み達は到底耐えられるものではなく、千夏の生意気な表情は恐怖と苦痛に歪んだ表情へと変わっていく)

「…あうっ、………やだっ…ウソ……やめてやめて!」
(グッタリと地面に横たわる千夏は腕を掴まれる)
(そして何ということか、その掴んだ腕を少女は逆の方向へ曲げようと力を加えている)
(首を振って必死に拒絶を表す千夏)

「……やだ……ごめんなさい…!ごめんなさいっ!許して!お願い!壊したのは弁償でも何でもするからっ!」
(腕を折る前に遊ぶつもりなのか、千夏の腕を引き上げ千夏は宙へ吊るされる)
(千夏が盗んだ義手にやった事を今少女は生身の人間対して行おうとしている)
(そんな事をされた時の苦痛を想像した千夏は今までとは態度を一変させ涙を流し、少女へ必死に許しを乞い始める)