……っ! はい、せんせい♪
(もう半歩だけ足をひらき、ミズチの足下へ来た百合花の方へあそこを押し出すように腰を突き出す)
(百合花を見下ろすミズチの顔は、大好物の料理を前にした幼子のように快感を楽しみにしていることを露わにしている)
あぁぁ、せんせい……んくっ
(あふれてきた唾液を飲み込んで、ミズチの喉がうごく)
(近づいてきた百合花の温度をあそこで感じる、ただそれだけあそこからあふれた愛液が太ももを流れ落ちた)
あんっ! んっ、あっ、あぁっ…すごっ…あっ、んんっ…せ、せんせい…んん、すごい、すごいきもち、いい……
(これが人のものか、本当に愛液なのか。そんな疑問がでてきそうなほどミズチの愛液は甘くて美味しかった)
(百合花の舌がうごくたびに、唇があそこをついばむたびに、こんこんと蜜壺から熱い蜜がわきだしてくる)
(蜜は百合花の口の中へしたたり落ち、百合花の顔も濡らして、首筋にまでつたわっていく)
んっ、あっ、あぁぁ…せんせ、い…んん、んぁっ…あっ、あぁぁ…せん、せい…もっと、もっとミズチのこと、きもちよく、して……
(元はと言えば、この謎の教室から脱するために蛇神の力を降臨するための儀式だった)
(そんなことは忘れかけて、ただ気持ちいいことにミズチは没頭していく)
(でも、それは間違った行動ではなく、ミズチの興奮と快感が供物となって蛇神の目覚めを呼び起こしている)
(その証拠に、ミズチの肌を2匹の白蛇が巻き付いているようにうごめいているのがはっきりと見えるようになっていた)
(それは霊感などがない人の目にもしっかりと見える現象だった)
【念のためのおさらいです。ミズチがイくと儀式が成立して閉じ込められた教室から脱出できる、予定です】