>>65
(体当たりによって薬を落とさせることに成功した)
(頭痛に苦しむ少女は慌てて落ちた薬の容器を拾おうと動く)
(激しい頭痛で判断も鈍っているであろう少女と、左腕が使い物にならない千夏。両者ハンデを背負っているが、少しだけ千夏が有利なのかもしれない)

「…っ!!」
(少女が薬を拾う前に、地面に倒れた状態でまた力を込めて右手で落ちている容器を遠くへ弾き飛ばした)

「……へっ、これでどう…?」
(左腕をかばいながら立ち上がり、息を荒らげつつ、憎たらしい表情を見せて少女を挑発する)