【異能】黄昏の学園51【異端】 [無断転載禁止]©bbspink.com
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舞台はとある学園、人ならぬ『力』を得た少年少女たちの物語である。
彼らはその力の存在に惑い悩みつつも、同じような『力』を持つものたちと、時には敵として、
時には味方として対峙しながら 力を合わせて様々な奇怪な事件に挑み、その闇を暴いていく。
【ルール】
・煽り、荒らしは華麗にスルー。
・異能が認知されていない普通の現代日本設定なので、民間人やその他能力を持たないキャラハンの参加も可能です。
・スレの性質上、強姦や特殊プレイも可ですが、きちんと相手の了承を得ましょう。
・いくら戦闘モノだからとはいえ、険悪な展開はやめましょう。(過度の確定、相手を無視するロールなど)
・最強設定は勘弁してくださいお願いします。
・能力は使い魔、サーヴァント、念、核金、魔術、法術、変身など基本的になんでもありです。(強力すぎなければ)
・名無しさんも一発キャラでどんどんご参加ください。
・本校は幼等部から大学部まで有しており、留学生との交流も盛んです。
・同時進行、ロール割り込み、自作自演はマナー違反です
マナー違反をしても明確なペナルティが架せられることはありませんが、
繰り返していると見えないものを失っていくという自覚を持ちましょう。 >>668
【ありがとうございます、何かシチュエーションの希望はありますか?】 容姿は客観的に説明した方がいいよ
イケメンだの可愛いだのはロールした相手が決めればいいわけだし >>669
【自分の希望はちょっとした会話程度であとは流れで?くらいにしか考えてないわね
逆にやりたいことがあるようだったら言ってもらえると助かるわ】】
>>670
【要は童顔だって言いたい程度に解釈させてもらってるから大丈夫よ、ええ】 >>670
【言われてみればそうですね、テンプレ変更します】
【名前】渡辺総司 (わたなべ そうじ)
【年齢】19歳(大学部世界史科)
【性別】男
【身長】152
【容貌】黒髪を短く切り揃え灰色のパーカーを好んで着ている。
年齢には見合わないが、身長にはぴったりの童顔である。
【能力】2mほどの刀身を持った大剣を振り回すための腕力と強靭な肉体。
大剣は特に飾りなどないシンプルな形状だが、能力者や化物などの
まともな生物でない生物に対して強力な加護を持つ。
この大剣で傷を負えば普通でない生物ほど治らなくなり、
傷が徐々に広がっていく。
【希望】1.戦闘(できればエロ敗北)
2.日常
3.エロ
【NG】スカトロ及びグロ
【弱点】
挑発や罠にあっさりと引っかかることが多く、性的な話は苦手。
頭を使った戦いをすることがない。
また本人は気づいていないが強靭な肉体を以て戦い続けた結果、マゾに目覚めつつある。
【備考】
化物や犯罪を行う能力者を国の依頼で狩り続けていた両親の下に生まれるが、
中等部一年の頃にある能力者に自宅を襲撃され、両親を殺されるも
父の持っていた大剣と異形狩りと呼ばれるその職を受け継ぎ、わずか半年で復讐に成功する。
それからは両親が残した資産で生活を続け、同時に異形狩りも続けている。
法やルールを破ることを嫌い、強い正義感と使命感を持つが身体的な成長は
大剣に与えられた力の代償として止められたままだ。
>>671
【それなら夜中に偶然遭遇し、警戒しつつ言葉を交わすという形でよろしいですか?】 >>672
【それで問題ないわ、書き出しはどちらからやろうかしら?】 >>673
【そちらからお願いできますか?まだ慣れていないので……】 (身を切る寒さの中、人気のない路地をいく
頭上に月が真円を描き街灯のないそこを照らす中、腰まで伸びた黒髪を揺らし
そこを行く――)
奇妙な気配……珍しく、体調万全なんだけど何かしらね
(妙な気配を感じ取った自分が愚痴っぽく零す
襲われれば応戦するほかないが自分が作ってしまったものでないのならば抗戦は避けたい
などと思いながら紅の瞳で周囲に気を配る)
…………しの先輩なら、我先にとこの気配のもとに向かいそうよね
(そんなことを考えると苦笑をうかべて歩みを進める
自分はあの人ほどの感知能力なんてないし継戦能力に問題もあるからできれば
余計な接敵がないといいが…………)
【というわけでこんな感じでよろしくお願いします】
>>676
(満月が辺りを照らす中、白く染まった息を吐く一人の人間が路地を歩く)
(自分の身の丈以上の大剣を背中に背負ってベルトで止め、、パーカーのフードを目深に被っている)
(黒い髪に赤い眼をした雪音の目の前に立ち、少年の声でこう告げた)
こんな時間に女性が一人……会社帰りってわけでもなさそうだ。
あんた一体何者だ?昔からずっと、この辺りは夜に出歩くもんじゃねえぞ。
(彼の異形狩りとしての経験が、この女性は普通ではないと直感的に思わせているのだ) (周囲の妙な気配に紛れてこちらに近づいてくる人影が一つ
妙な気配はそのまま、かといってあの人物がこの気配の主というわけでもなさそうだ
などと考え込んでいるとその人物が目の前で止まる)
……会社帰りって、あの自分未成年なんだけど
(ダウンジャケットに裾が広めのパンツ姿と私服で、学園の制服を着こんでないとはいえ
齢は20に満たない高等部二年生としては大人っぽく見られて喜ぶべきなのかと少々首を傾げる
黒髪が揺れるのに合わせて視点がベルトにいき、さらにそれにつながっている長物に目が行くと
目を隠す必要がないな、感じ取り)
んん、何者もなにもどこにでもいる――ような気がするJKってやつよ
ちなみに二年生ね、ここへは…………特に理由はないわね、ちょっと人目を避けたい性分なの自分
(パーカーを目深に被っているせいで表情なんかはわからないし
声の感じではかなり年若い感じがするが――背中のものが鉄の塊だとすると
自分と同年代の膂力で振るえるとは思えない、服の下はゴリラみたいな体なんだろうかなどと
背丈がさほど変わらない人物の腕や胸元に視線をやり) (男は被っていたフードを上げ、顔を露にする)
(幼さの残る顔立ちだが、その表情は険しい)
青春真っ盛りの女子高生が人目を避けたいとは、奇妙だな。
知ってるか?最近この辺りで赤い目の化物に襲われたって噂が広まってんだ。
(大剣を背中の鞘からゆっくりと抜き、月光が刀身に煌いて銀の輝きを放つ)
率直に聞くぜ、あんたがその化物か?
答えなかったりまともな答えが返ってこなければ答えれるようにしてやる!
(腰を深く落とし、大剣を構えて雪音を睨む)
【犯人と勘違いしてる状況です】 (顔があらわになり、その表情の険しさに若干足を引いて
続く長大な鉄塊を、相当の重量があるだろうそれを一切体をブラさずに構える動作に
可愛い顔立ちに見合わない鍛え方、そしてそれに敵意を向けられていることにこめかみから汗が伝う)
……ちょっとまって、なにそれ知らないわよ
自分は間違いなく人間だから、化け物じゃないから
(必要がない、なんて決めつけるのは早計だったかと目を隠さなかったことを悔やみ
振るわれたらたまらないと両手を上げ、剣の有効範囲から逃げるべく後ずさって)
因みにその「赤い目の化け物に襲われた」って話の詳しい内容を聞いてもいいかしら?
(体調が万全である今ならたぶん切り抜けることは可能だろうがなどと
退路の確認――対峙する大剣を構えた少年がどの程度動けるか未知数故
うかつに背中を向けられないがいざとなったら即逃げの一手を打てるように魔術の構想をしておいて――) (慌てた様子の雪音を怪しみ、やや距離を詰める)
二足で歩く黒い毛に包まれた人型の化物。赤い目を光らせて生物の血を啜る。
まるで吸血鬼だ。偶然あんたも目が赤いし黒髪だから声をかけてみたんだが……
(構えた大剣を担ぎ、鞘に納めた)
(そしてやや呆れたような表情で雪音を見る)
その慌てっぷりを見るに、たぶん無関係……ではないッ!
(直後、地面を蹴って渡辺は走り出す)
(異形を狩り続けた大剣の加護によって強化された身体から生まれるすさまじい瞬発力だ)
化物ではないなら能力者だろ、あんた。
何か知っていることとかあるんなら話してくれ、報酬はなんでも払う。
(すぐに逃げられることがないよう近づき、雪音の目をしっかりと見て話す) はぁ?!
(とっていたはずの距離が詰められる、その間に発することができたのはこの一声のみ。
多分この身体能力についていくのは難しいと感じ取り
それならばと射貫くような視線を紅の瞳で受け止めながら、ハンズアップの状態を維持。
少しでも剣が振るわれたときのことを考えて遠心力を殺すために近づく)
…………
(自分は化け物ではないが他人の生命力がないと生きていけません。
ですのでその噂の出所が自分ではないと言い切れません。
…………こんなことをいえばおそらく目の前のこの少年は背中の剣を抜きなおすことだろう
ではなんと言うべきだろうか)
なんでも報酬、ねぇ?
本当になんでもいいのかしら、なんて――たとえば体、とか
(薄く口元に笑みを浮かべて上げた手の片方を少年の頬へと伸ばして――) (――彼はその手を咎めることなく頬に当てる)
(もちろん何かしらの能力を警戒はしていた。何かおかしなことになれば即座に手が動いていただろう)
……肉とか骨とかはやめてくれよ。臓器とか目もダメだ。
髪の毛はハゲなきゃいくらでも引っ張ってくれていい。
(体という言葉の意味を物理的なものと渡辺は自らの経験から考えた)
(そういったものを触媒に使う能力者を聞いたことがあるためだ)
爪はいいけどちょっと待ってほしい、昨日切ったばかりなんだ。
それ以外なら……ああ、そういう意味もあるよな。
(ようやく理解が違ったことに気づいたらしく、顔を赤らめる)
……なんてこった、この手はそういうことか。
俺はこういうことに慣れてないんだが……いいのか? (時間をかけて自身の提案の意味を理解するさまを見る
なんというか見た目通りの年齢と見ていいのだろうかと思うようなしぐさである
こんな雰囲気でなければ天然かと突っ込んでいたことだろう)
初々しいのはそれはそれで………
(頬を撫で、端正な顎のラインをなぞる
胸を押し付けるように体を密着させて耳元に口を寄せて軽く息を吹きかけ
顎先をくすぐるように指先を動かしながら耳元でささやく様に声をつぎ)
学園に一人、他人の生命力がないと生きていけなくてそのために
他の人と交わったり動物の血液で賄ってる子がいるのを聞いたことがあるわね
――前払いはここまで、それじゃ自分にも前払い分をもらおうかしら?
目、閉じてもらえる…………?
(そこまでささやいてから首に腕を回して唇を重ねようと近づけて――) (目の前の慌てていた女性の雰囲気が変わり、妖艶なものとなる)
(渡辺は彼女の一連の動作に魅了され、すっかり虜となっていた)
あ、ああ……しっかり聞いたぜ。
前払い……しなきゃな……
(目を閉じ、静かに唇を重ね合う)
(それだけで、まるで全身が敏感になったかのように体が跳ねた)
(思わず目の前の身体に渡辺は抱きつこうと手を伸ばす)
……もしかしてお前の能力……いや、いい……
(ただ一度のキスですっかり蕩けてしまったらしく、ぼうっとした表情で雪音を見つめている) (なれてないというのは嘘ではないらしい
のばされた手を取り、細い指先で掌をくすぐり指を絡めて
それから再び唇を重ねて――)
ん、ふ……れろ、ちゅ……
(舌先を差し込み、少年の舌を愛撫して歯をなぞり、淫らに音を立てて――)
……はぁ、そうね
その行為が噂になってしまっているかもだけれども、人を襲ったことはないわね
だから――自分もその話詳しく調べてみるわ
(いったん口を話して甘く息継ぎをして
それから妖しく微笑みを浮かべてから再び唇を重ねて――全力で相手の生命力を消費し魔術を行使する
行使された魔術により影が伸び、少年を拘束せんと腕に、足にと絡みつく鎖となって襲い掛かり) (もはや渡辺は蜘蛛の巣に捕まった蝶でしかなかった)
(影が自分の手足を縛る鎖となりつつあるのは自覚できても、頭はもやがかかったように動かない)
……人を襲わなきゃそれでいい……んむ、んん……
(再度重ねてきた唇を貪るように重ね、渡辺は情報なんてどうでもよくなってしまっていた)
……最後までするのか?
まさかこれだけなんて……言わないよな?
(気が付けば渡辺は雪音を見上げる形で仰向けになっていた)
(大剣もベルトが外れ、地面にずり落ちてしまっている)
(息は荒く、雪音を見る目は屈服しかけた雄のソレだ) (仰向けに拘束された少年を見てふと笑みを浮かべる
狂化してそうな様子も異形化する気配も感じ取れないととると
もう一度頬を撫でて)
簡単に靡いちゃうのね…………よくないわよ、そういうの
それとも、自分に虐められたかった?
(悪戯っぽく笑うと少年を覗き込み手を放して――)
でも残念だけれど人の矜持を踏みにじることもそれを楽しむこともできないの自分
だから虐められたいのなら他を当たってねぇ
…………あ、その鎖なら時間さえ経てばなくなるだろうから安心してね。それじゃ
(体を離すとひらひらと手をふり、少年から離れていった)
【このあたりで〆かしらね】
( (徐々に緩やかになっていく影の拘束)
(動くようになってきた頭を働かせていくうちに、彼は一つのことに気づいた)
……結局いいようにされただけじゃねえか!
次に会ったら覚えてろよ!
(影の鎖を強引に引きちぎり、大剣を背中に担ぎ直してフードを被る)
(だが、彼の唇に残った感触は忘れがたいものだった)
………なんか身体が重いな。
(吸われた生命力をあまり気にすることなく、強靭な肉体を持つ彼は夜の路地を再び歩き始めた)
(後日分かったことだが、結局彼が探していた化物はまったく別口の類だった)
(それでも彼は、この夜に出会った女子高生のことが妙に気になったのだ……)
【お疲れさまでした、お相手ありがとうございました!
これで〆とさせていただきます!】
【久しぶりの会話で緊張していましたが無事にできてよかったです】 【はい、こちらは前のレスで〆ね
こちらこそお相手ありがとう、お疲れ様。】
【自分も無事にできてよかったわ、それじゃこれで失礼するわね
おやすみなさい】 夜道で大剣担いだ大学生がjkに難癖つける事案が発生しているようにしか見えないw
もう少し素性の隠蔽とか考えたらどうだろう流石にひどすぐるわw
打ち合わせで展開相談した方がよかったんじゃないか。 そう思うんなら自分がキャラハンになってお手本見せたれ
ロールするつもりがないロール評論家様はノーサンキューですんで 雪音がガチでパンピーだったら
ただの殺人事件になってたな
渡辺がその辺考慮してないのは確かにおかしいな 【もし問いただして何も関係がないと感じられれば、渡辺はとっとと別の場所に移動していました
ただ噂の特徴とある程度一致していたこと、武器を見せても
怯えるどころか慌てるのを見て怪しみさらに踏み込んだというのがああ動いた理由です】
【行動の根拠も理解してもらえるよう分かりやすいレスを心がけます、22時まで待機】
【プロフは>>672です】 正義感が強すぎて犯罪を許せず事件の真相解明に集中しすぎて
猪突猛進で狭窄視野になる悪癖があり場合によっては実力行使も辞さない
性格とでも解釈すればいいんだろうか?プロフに追記しとけば? ごめん。なんか煽るみたいな言い方になったけど応援してるから頑張れ。 【こんばんは、はじめまして。乙姫ちゃんこと三輪ミズチだよ。プロフィールは>>458ね】
【ちょこっと質問です。その1、希望のエロ敗北で目当てに属性って、BLの受けとかじゃないんだよね?】
【その2、国以外からお金で化け物退治の依頼を受けたりする? ミズチの龍宮講や、乙姫ちゃんの個人芸能事務所とかから】 【あ、全角に! ごめん、半角がちゃんと出せないので番号たどってみてくれたら助かります】 >>697
【こんばんは、こちらこそはじめまして!】
【質問その1ですが、BLではなく色仕掛けとか性技で骨抜きにされて負けるのが希望ってことですね】
【もちろん実力で負けるのもアリですが】
【その2についでですが、法や本人の主義に反しない限りは国以外でも受けます】
【ですのでそういったことはあります】 >>699
【ちゃんとパソコンの前に座りました。スマホだと>の全角と半角の区別がわからないですよね】
【回答ありがとうです】
【ミズチのエロはなんだかんだで蛇神様がからんでくると思うの。エロじゃなくてエログロみたいな感じ?】
【なので渡辺さんのNGに抵触しかねないと思うです。希望されるなら、そのあたりは考えてね】
【質問2はこんなネタを考えてるの。市内の新築ビル工事現場で原因不明な事故が多発】
【ミズチの信者である建築会社の顧問経由で相談があり、調べたところ工事現場に化け物がとりついていることが判明】
【蛇神様とは相性が悪い化け物(こどくで作られた蛞蝓の式神)だったので、他の化け物退治専門家に依頼】
【こんな感じの依頼でも受けるかな? 口利きで間にそちらの関係者の国家公務員が入って、とかもありかな】 >>700
【まぁ拘束や緊縛もそれはそれでいいかなとは思います】
【捕食とか丸呑みだったらちょっと……ってなりますけども】
【その依頼、グッドですね!いつも案件を連絡してくれる国の担当者を通して
民間からの要望依頼ということでよろしいですか?】 >>701
【食べたりはしないです。中の人がそこまでの描写を書けないので】
【たぶん、ギリギリなのが蛇神様に後ろの処女を奪われるとか、そのあたり?】
【その手の性癖の信者のお相手も大変なのよ〜】
【では、その案でロールをしましょう! 詳細は事前に聞いていて、依頼者代理人のミズチと落ち合って現場に向かう】
【こんな感じで書き出しを用意するけどいいかな?】 >>702
【後ろは色んな意味でギリギリですね…そっちの方に目覚めたらまずいですよ】
【はい、書き出しの方はそれでお願いします!】 (午前0時。依頼者の代理人が指定したコインパーキングには事前に聞いていた黒塗りのハイエースが駐車していた)
(総司のことを確認したのか、後部座席のドアが開いて上半身を乗り出した人物が総司を手招きしている)
(白衣と緋袴を着た少女だ。いわゆる巫女の装束だが、コスプレ的な感じではなく、ちゃんとした衣装のようだ)
(しかし街灯の灯りに照らされて光る髪は薄い金色で、鳶色の瞳もふくめてエキゾチックな感じを醸し出している)
(乙姫ちゃん。本名、三輪ミズキ。この街で活動するアイドルで、総司と同じ学園に通う中学生)
(幽霊スポットを巡る配信動画と地域密着が売りで、表向きはともかく霊視などの力を持つ本物の霊能者)
(と総司が付き合いのある国の担当者からの情報である)
(彼女は依頼者の代理人。依頼者は建築会社とその会社の前会長で現在は顧問を勤めている財界人)
(この建築会社が市内に新しく建てている新築ビルの工事現場で原因不明な事故が多発した)
(工事前にはお祓いをするのが当たり前な業界なので、その手のトラブルの対処方法は裏でしっかり用意されていた)
(事故の相談を受けた顧問は三輪ミズチに霊視を依頼し、何者かが人為的に化け物を憑かせたと判明)
(ミズチのアドバイスで顧問は化け物退治の専門家を探し、知己の議員などを通して総司へ依頼がされることになった)
(化け物は蠹毒の呪術で作られた蛞蝓の式神。1体だが牛くらいの大きさがあり、対魔の力がある武具や術でなければ倒せない)
(これらと工事現場の見取り図が総司が事前に知らされた情報である)
(それ以上の詳細は退治に立ち会う代理人から聞くように、とのことだった)
ねぇ〜、寒いから早くこっちにきて……くちゅんっ!
(間の抜けた声が総司を呼ぶ)
(凛々しい巫女装束で、見えないところで防寒対策はしているのだろうが、見た目はとても寒そうだった)
【お待たせしました。本当は事前に用意しておこうと思ってた書き出しだったの、時間がかかるの目に見えてたし】
【無謀に突撃でもいいし、石橋を叩いて渡るならミズチに色々と聞いてね。ビル内まで立ち会うかも含めて】
【では、よろしくお願いします】 【あ、漢字を間違えちゃった! 「蠱毒」が正しい漢字です……しょぼ〜ん】 (ちょうど夜が深まる頃、渡辺はある依頼を受けて指定場所に向かっていた)
(依頼の内容はシンプルだ。工事現場に化物が居座り、専門家が必要。排除が最低条件)
(渡辺の最も得意とする、相手と場所と目的が分かり切っている依頼だ)
(がら空きの駐車場の中から事前に聞いていた車種とナンバーを照合し、情報通りであることを確認すると
その車の後部座席から手招きをする少女の元へと向かった)
あんたが依頼者の代理人か?本当にこっちの世界に絡んでるとは思わなかったぜ。
てっきり新興宗教のお飾りかと思っていたんだけどよ。
(寒そうに震える三輪を見て、パーカーのポケットの中にあるカイロを取り出した)
(こちらに来るまでに使っていたものらしく、既に外気と触れて暖かくなっている)
ほれ、カイロやるよ。その恰好じゃ寒いだろう。
……それで、依頼の話なんだけどよ。どこまで壊していい?見取り図によれば
資材置き場になってる一階の吹き抜けホールに居座ってるみたいだけどよ、資材とか足場用の骨組み巻き添えにしちまっていいのか?
そのへんあんたが立ち会って見張るんなら言ってくれ、なるべく抑えて戦ってみる。
(渡辺の戦い方は大剣を用いた豪快なものだ。それ故周辺に与える被害は
本人が一切考えなければ酷いものであり、隠蔽用の予算で報酬がほぼ無になったことすらある)
(それ以降は本人も反省し、どこまで目標以外のものを壊していいのか聞くことにしたのだ)
【石橋のどこなら壊していいのか聞いてから突撃の構え】
【よろしくお願いします!】 >>706
(ハイエースの中はミズチしかいなかった。もちろん中学生である彼女が運転したのではなく、運転手はどこかへ待避させているのだろう)
(車内はキャンピングカーほどではないが、ソファーや収納スペースなどが据え付けられており、芸能活動の方で使っているものであろう)
こんばんわ〜。そう、私が乙姫ちゃんよ。
ふっ、私が本物だって見抜けないようじゃまだまだね。
本物だから視聴者やファンに危なくないように見せられるんだから。
えっと、わたなべさん、だっけ?
ありがと、エンジン切っちゃうとエアコン動かせないから寒いのよね。
表の仕事ならいいんだけど、こっちじゃ静かにしとかないとね。
(少女はカイロを受け取りながらぺらぺらとしゃべる)
(アイドル、そして霊能者と聞いても、巫女の格好をしていてもしゃべる様子は普通の少女にしか見えない)
ん〜、既にだいぶお化けに邪魔されて壊されちゃってるから、多少は仕方がないって依頼者は了承しているわ。
できている部分の強度が落ちて立て直し、とかになったら賠償モノだけど、資材や足場とかは構わないわ。
そこまで暴れなくてもそれなりの腕があれば退治できるはずよ。
そうゆう人をお願いしたんだから、余計な被害がでたらあなたのエージェントにもペナルティだからね。
(依頼者はその分だけの報酬は提示しているのだ。それがどれだけ総司の手元まで還元されているかはともかくとして)
(ミズチの言葉はそれを匂わせている)
私は基本的にビルの中までは立ち入らないわ。
来週はイベントもあるし、定期試験も近いから怪我したくないもの。
他に聞きたいことは?
こちらからの確認だけど、もしあなたが怪我したら救急車は呼んでもいいの?
保険証がないとか、この手での怪我は病院じゃ治せないこともあるし、その手のかかりつけがあるならそちらに運んであげるわ。
幸い作業員の人たちは怪我だけで済んでるけど、万が一に死者がでたらビルも汚れてしまうのよ。
(いざこれからという時に遠慮なく怪我や失敗での死亡について話をする)
(心配してくれているのか、冷徹に依頼者側の利害を伝えているのか、気だるげな顔からは後者にみえる)
(ミズチ的にはちゃんと心配しているのだが、この手のことにはパサパサしているのだった) 【あ、書き忘れ。今夜は1時くらいまで。今週は水〜金は21時〜24時くらいならロールできるわ】
【あと、エロ敗北は今回のロールでも希望なの? 相手は蛞蝓の化け物だけど】
【怪我もモノによってはえっちぃ治療で治すこともできるけど、蛇神様がでるよ?】 >>707
(自分がそれなりの腕がある、と評価されていることを聞き、紹介してくれた仲介業者に
心の中で感謝しつつ、渡辺は返答した)
怪我の心配はいらないぜ、大剣担いだときからずっと身体が丈夫なんだ。
どうせ治療費かかるんだろ?ほっときゃ治る。
もし死んじまったら……このメモの人に連絡してくれ。
(そう言って渡したメモは、彼がよく依頼を受注している人の連絡先だ)
(電話番号とメールアドレスだけの、簡素なもの)
(そして渡辺は車の外にはみ出ていた大剣を背中に担ぎなおし、車の外に出る)
聞きたいことはもうねえ。仕事に取り掛かるぜ。
(そしてブルーシートと足場に包まれた建設途中のビルへと向かっていった)
(明らかに化物の気配がすると感じた渡辺は、顔を険しくして歩みを進める)
【自分もその時間帯でOKです!】
【それと今回は大怪我をするも何とか勝利という形で行きたいので、エロは治療の方でお願いします】 >>711
そう、ならいいけど……気が早いこと。
(メモを受け取ったミズチは書かれていることを確認してお財布の中にしまい込み、寂しそうにちらっと横を見る)
(マグボトルにお茶を用意していたのだが、出す暇がなかったからだ)
(ま、帰りにお疲れ様でだしてもいいけどね)
(ビルは10階建て、1階は半分を玄関ホールがしめており、残りは会議スペースやエレベーター、トイレなどとなっている)
(玄関ホールは本来全面がガラスで中が見渡せるような設計だが、いまはブルーシートで覆われている)
(設置したガラス壁が事故で全破損したのが専門家にお願いする切っ掛けとなったという)
ま、がんばってね〜
(ミズチはビル前の道路の真ん中で足を止めて総司を見送る)
(中の様子を伺いつつ、とっさの攻撃を何とか避けられるギリギリの距離だ)
(ビルの玄関からは、何か腐ったような臭いと殊更に冷たい空気が漂ってくる)
(ビルの中に灯りはなく、背後にある道路の街灯の灯りがビルの中へと総司の影を作る)
(巨大な蛞蝓の式神。その姿はまだ見えない。しかし待ち受けている気配は隠そうともしていなかった)
【今夜はここまでで。ちょうどビルの中へ入るギリギリくらい?】
【明日というか、今日の夜21時くらい再開でお願いします】
【ミズチもそう詳しくはないけど、事前に見たことは伝えられるのに、このまま突撃して大けがで済むのか心配だよ(笑】
【塩くらいはこっそり用意しているのかな?】
【ではお先に失礼します。おやすみなさいノシ】 >>712
(渡辺は待ち受ける気配が濃密になるのを感じ、ビルの玄関手前で立ち止まる)
(そしてゆっくりと大剣を引き抜き、冷たい空気が漂う玄関ホールへと侵入した)
ナメクジの化物というからには頭は悪いと思ってたが……
どうやら俺より忍耐力はあるみたいだな。よくこの中でずっと待てるもんだ。
(一階の床はむき出しのコンクリートだ。作業道具があちこちに散乱し、
相当慌てて出て行った様子がうかがえる)
(大剣の加護によって強靭な肉体こそ持つものの、視力までは強化されていない渡辺は
目が暗闇に慣れるのを待ち、異形狩りで鍛えた直感で化物の気配を探る)
……いっちょやろうか。
(目が暗闇に慣れたことで見えてきた周囲を警戒しながら、渡辺は一階の奥へと進んでいった)
【遅くまでありがとうございました、おやすみなさい!】
【今日の21時再開ですね】
【渡辺はそのあたり聞くよりも目で見た方が分かる!と言い張るタイプなので……】 >>713
(蛞蝓の化物は1体……ではなく、6体に増えていた。ミズチが霊視したあと、工事作業者たちの恐怖を食らって増殖したのだ)
(大が1体、中が2体、小が4体。小さいのは床に散らばった建築部材の中に潜み、中ボスは正面奥の壁の上部に張り付き、大ボスは天井から侵入者であり、新たな獲物である総司を監視している)
(それらは総司の眼では視認することはできないが、妖気の気配は感じることはできる)
(強くはないが囲まれているのが分かる。事前情報とは異なり、複数体の化物がいる)
(蛞蝓の武器は身体を包み込む粘液である。粘液は床に残せば獲物の足を滑らせたり、接着剤のように粘着性をもたせて動きを封じたりもできる)
(一番強力なのは特殊な溶解性をもたせた粘液で、肌で直接触れるのはもちろんのこと、普通の服の上からでも布地を焼いて肌を腐食させてしまう)
(これが有名な三竦みで蛇を倒してしまう蛞蝓の妖力であり、ミズチと蛇神が直接手を出さなかった理由だった)
(倒せても重いダメージを受けてしまうと、今は大人しくしている信者たちがまたミズチを我が物にしようと敵対する可能性があるからだった)
(蛞蝓たちの作戦は廃材などに隠して床に撒き散らした粘液で獲物を転ばすか足を床に粘着させて動きを封じ、そこへ小さい個体が飛びついてダメージを与える)
(そしてトドメとして天井と壁上部に張り付いたボスが離れた位置から粘液を飛ばして焼き溶かすのだ)
(総司が考えているように蛞蝓の知能は高くはない。不要な部分にリソースはさかず、術者が考えたこの戦術に特化して作られた式神だった)
(ミズチがビルの中まで付き添っていれば蛞蝓たちの居場所を教えることもできただろうが、外に居てはそこまで正確な位置を掴むことはできないし、ミズチの目や耳になるこの街の蛇たちは冬眠中であり、普通の蛇では化物の蛞蝓には太刀打ちできない)
(蛞蝓たちは総司が床に仕掛けた罠にかかるのを待ち受けている)
【置きレスだよ】
【蛞蝓の情報は一通り書けたと思うので、先手を取るか、罠にかかるか、はたまた別なことか決めてね】
【最初から全部受けきるのは命がいくつあっても足りないからオススメしないよ〜】
【ミズチは大声で呼べば近寄って蛞蝓を見つける手助けくらいはするけど、天敵なので直接戦ったりはしないからね】
【それじゃ、21時くらいに再開でヨロシクね】 >>714
(化物の気配を探るうち、渡辺は大きなことに気がついた)
(数が明らかに多いのだ。最初は敷地の広さから大型が1体、もしくはそれなりの大きさが2体ぐらいだと考えていた)
(だが今感じる気配はそれ以上、それも分散している)
3体、4体……群れだな。
まったく蛙の式神でも借りてくりゃよかったぜ。報酬下がるだろうなあ、これ!
(そう言って床を蹴り、正面ではなく横にある建築部材へと突っ込んだ)
(踏み込んだ足に粘着性のある粘液のような感触を感じるが、これは想定内だ)
(力を込めて下にあるむき出しのコンクリートを即座に踏み砕き、その下にあった土に思い切り擦りつけて無理やり剥がす)
床材貼られてなくてよかったぜ、これなら大して請求されねえだろうよ!
(それと同時に大剣を振るい、横薙ぎに建築部材ごと小型の群れへ叩きつける)
(渡辺はまず、包囲が完成する前に自分から動くことを選んだのだ)
(相手は異形の類とは言っても蛞蝓の姿となった以上動きは遅く、従って対応力も低い)
(であれば先にこちらから動き、潰しやすい小型から順に狩っていくのが面倒がなく、分かりやすい動きだ)
(粘液が粘着性かどうかは賭けだったが、溶けるようなものであればコンクリートも溶けているだろうと
渡辺は判断し、小型の気配がする建築部材へと向かったのだ)
【まずは横に曲がってぶん殴る!】
【本日もよろしくお願いします】 >>715
……始まったわ…くちゅんっ…ん、ずずず
(ビルの外でミズチは寒そうに鼻をすすりながら五感と霊感を働かせて中の様子をうかがう)
(蛞蝓退治を外注したのは天敵なのもあるが、化け物退治のプロがどんなことをするのかの勉強も兼ねているからだ)
(ミズチにも聞こえるくらいの大きな音が玄関ホールの中に響き渡る。建築部材が壊され、薙ぎ払われる破壊音)
(大剣を通して何かをぶった切った手応えが伝わってくるのにあわせて、壁一面に体液やら肉の破片らしきものが飛び散る)
(まずは一体を先制で倒したが、その倒した蛞蝓の破片が総司の方にも飛んでくる)
(それにあわせて総司の背後から残り3体の小さな蛞蝓が襲いかかってくる)
(後頭部、背中、腰へと見た目に反して軽快に飛びついてきたのだ)
(上手に躱さなければ前後どちらかを受けてしまうことになるだろう)
(左右どちらかに大きく良ければ両方を躱せるが、左右それぞれ2体のボスが粘液を飛ばそうと狙いをつけている)
【はい、こちらこそよろしくお願いします】
【普通の蛞蝓とおなじく、蛞蝓の式神も叫び声とかは出しません。手抜きじゃないよ?】 >>716
(まずは一体。大剣から伝わる手応えと振動が仕留めたことを教えてくれる)
(飛び散る破片がこちらにも向かってくるが、背後にまわった蛞蝓たちからの奇襲を渡辺は優先した)
(大剣の加護は、化物に対して特に強く発揮されるのだ)
(頑丈な渡辺の身体はさらに強靭になっているだろう)
破片ごときで怯むか!それよりも――てめえらだ!
(後ろを振り向いて一歩下がり、頭を狙ってきた蛞蝓に大剣を鋭く槍のように突いて吹き飛ばす)
(さらにもう二匹、腹と腰を狙って飛びついてくるが――)
貼りついたぐらいでどうにかできると思ってんじゃねえぞ!
(踏み砕いたコンクリートの破片を掴み、貼りついてきた小さな蛞蝓たちにコンクリートが砕けるまで叩きつける)
(素手では粘液が付着することを考え、念のためにコンクリートを使っているのだ)
小型はこれで全部か?後は中型と大型……数は少ないはずだ。
【仮に叫ぶならどんな声でしょうね……蛞蝓の叫び声って】 >>717
(ぐちゃ、ぐちゃ、ぐちゃり )
(嫌な音を立てて蛞蝓がつぶれる。気の弱い女性なら悲鳴をあげてしまいそうな音と感触)
(手応えとしてはたいしたことはない。剣ではなくコンクリートの破片で簡単に潰れてしまうのだから)
(しかし――)
(ぼっ。ライターの火をつけたような、そんな小さな音が総司のお腹の辺りから聞こえる)
(潰れた蛞蝓が青白い炎をだしながら燃えている)
(お腹と腰の辺り、総司が身体で受け止めてコンクリートの破片で潰した2体)
(それだけではなく、最初に倒した蛞蝓の欠片と、次に突きで倒した蛞蝓の体液)
(髪の毛や頬に付着したそれらも同じように燃え出す)
(この炎は普通の火ではなく、呪術で作られた着火剤のようなもの)
(炎で肌を焼きながら強力な溶解剤として強酸を浴びたかのように衣類や肌、そして肉を犯していく)
(致命傷ではない。鍛え上げられた身体と大剣の加護が、一般人であれば容易に行動不能に陥らせる攻撃に耐えさせている)
(だが確実にダメージは受けてしまっている。肌や肉を焼き溶かされる痛みとダメージは総司の行動に何かしらの影響を与えるだろう)
(これらも術者が式神に仕込んだ攻撃パターンである)
(小さな蛞蝓たちは相打ちで倒され、溶解する炎で攻撃したのではない。それは囮だった)
(本当の狙いは獲物の足下に別な粘液を滴らせること。すべる粘液と張り付かせる粘液)
(一歩でも足を動かせば、どちらかの粘液を踏みつけて転んだり足をすべらせたりしてしまう)
(そうなるよう追い込むために、総司の左右の上から大中2体のボス蛞蝓が襲いかかる)
ん〜〜
(ビルの外では、目をつぶったミズチが舌を出していた)
(ふざけているのではなく、舌先で色々なことを検知する蛇の真似をしているのだ)
(ミズチの位置からは実際にビルの中を見ることはできない)
(なので中の様子を知るために霊感を強く働かせる儀式の一種、集中するためのもの)
(我流の技だが、常に蛇神と共にあるミズチにとってはとても有効な技術なのだ)
(欠点としては、第三者に見られると変な子に見られてしまうこと)
【超音波みたいな耳には聞こえない声とか?】 >>718
(小型の蛞蝓たちはたやすく倒せたが、これは罠でもあった)
(呪術によって発動したそれは炎の呪い。これは渡辺にも十分通じるものであった)
ぐがっ……粘液じゃなくてもう一つ仕込んでたってことかよ……こりゃ効くなあ!
(パーカーが焼け、皮膚にまで炎が達する。そこで常人ならば火傷を負いのたうちまわるが)
(大剣の加護は異形相手に倒れることを許さない。皮膚は火傷を負うと同時に再生を始め、痛みだけが伝わってくる)
だけどよ……ようやくお前たちの方から来てくれたってわけだ!
(痛みに耐えて大剣を両手で持ち、既に床に流れていた粘液を足で軽く踏んで確認する)
(張り付かせる粘液にさらに足の力を入れて踏みとどまり、上より襲い来る二体の蛞蝓を睨みつけた)
まずは……てめえからだァッ!
(右から襲い掛かってきた蛞蝓には勢いを利用し、地上から大剣を鋭く突き出す)
(無防備な腹に向けて異形狩りの大剣は横一文字に傷を残し、そのまま貫いた)
(そして左から来る蛞蝓へ右の蛞蝓を貫いたままの大剣を強引に振り回し、右の蛞蝓ごと大剣を叩きつける)
【案外低音の声だったりするかもしれません、生物っぽさを消して他の生物に気づかれないように】 >>719
(ずぼっ)
(筋肉のある獣や人型の怪物などとはことなる軟体を貫く感触が伝わってくる)
(剣で容易に貫ける体だが、それは弱点でありつつも反撃のための仕組みでもある)
(小さな蛞蝓よりも強い効果の溶解液が、剣で裂かれた軟体から噴き出して総司の身体に降り注ぐ)
(総司の身体に触れれば瞬時に妖気を放ちながら燃え上がり、皮膚を破って筋肉まで食い込むように溶かそうとする)
(右側の中蛞蝓は貫かれたまま振り回されるのを利用して総司の両手を軟体の身体で包み込む)
(まだ腕は振り回せるが、そうすれば手首から先は余計に燃やされて解かされることになる)
(そのダメージは骨にまで染みこみ、大剣を操る技を鈍らせてしまうだろう)
(左側のボス蛞蝓ごと床に叩きつけられた右側のボス蛞蝓も同じように大剣で裂かれた軟体から体液を噴き出して総司に逆襲する)
(それだけではなく、床に広がるようにうごめいて総司の両足に絡みついてしまう)
(まるで蛞蝓というよりもゲームに出てくるスライムのようだ)
(ボス蛞蝓たちもかなりのダメージを受けているが、蠱毒で式神化した原始的な生物であり、かつ巨大になっているためにまだ生命力が余っている)
(たぶんこれらを退治するのは火炎放射器のようなものでの遠距離攻撃が一番向いているのだろう)
(でもそんな方法で退治したらビルも大火にみまわれて報酬どころかお尋ね者になってしまうのは容易に想像できる)
(つまりは、総司のように泥臭く地道に傷だらけになりながら退治するのが近道なのだ)
ん〜……苦戦、してそう?
(床を踏み抜く音や、剣で裂かれて巻き散らかされた妖気はミズチの方へも伝わってくる)
(たぶん、退治した後もちゃんとお祓いをしないと、この場に妖気の後遺症が残ってしまいそうだ)
(ミズチに関係のないビルだったら、ネット配信のネタとして使ってしまうのだが、信者の利害が絡むビルなので難しそうだ)
がんばれ〜〜、ふぁいと〜〜、お〜〜!
(負けることはないと信じているが、万が一に死なれると困るので聞こえるか聞こえないかくらいの声援を送る)
(もちろん蛇神のご加護がこめられているなんてことはないが、いちおうマイナーとはいえ現役アイドルの声援ではある)
【なんかクトゥルフ係の声を想像しちゃうね。ん、あれは想像したら狂っちゃう系か】
【なんか自己再生してるみたいだけど、ミズチと蛇神様が治療する必要はなさそうな展開なのかな?】
【絶対に貸しをつくることになるからね〜、なんて】 >>720
(両手両足に絡みついてくる二つの大蛞蝓)
(それそれの傷口から噴出した溶解液は小蛞蝓のそれと比べてかなりの濃度だ)
ぐぎっ、ぐぎぎ……ぐぎぁ!
(だが、皮膚の再生が追いつかず火傷が徐々に手足から広がってくるこの絶望的な状況で、渡辺は笑う)
(それは渡辺が使ったただ一つの策が成功したことへの喜びの笑顔であった)
そんなに粘液出しまくってるけどよお……お前らの身体はどうなってるかよく見とけや……
蛞蝓でも分かるだろ……?自分がだんだん細切れに裂かれてく感触が!
(見れば二体の蛞蝓に与えた傷口が意志を持ったかのように広がり続け、一つ一つの傷口が
まるで樹木が枝を広げるように大きな傷口へと変貌していく)
(渡辺は広がる傷に悶える蛞蝓から大剣を引き抜き、手足に纏わりつこうとする蛞蝓を剥がす)
(そして三体の蛞蝓たちが体液をまき散らしながらのたうちまわる中、ゆっくりと大剣を上段に構えた)
(わずかに聞こえてきた三輪の声援に思わず顔がほころび、そのまま勢いよく振り下ろし、大剣でトドメを刺していく)
てめえらみたいな化物はこの世に必要ねえ。
とっとといるべき場所に……帰りやがれッ!
(パーカーは穴だらけ、露出した皮膚の部分はひどく焼けただれ、特に手足は惨憺たる有様だ)
(しかしそれでも、渡辺は討伐をやり遂げたと確信していた)
【傷が酷くて再生が追いついていないので、治療を受けさせていただくことになりそうです】
【貸しというか治療費を果たして払えるのかが心配ですが……】
【あ、こっちのターンでトドメ刺して大丈夫でしょうか?もしダメなら実は生き延びていたとか
一匹隠れていたとかでもOKです】 >>721
(ぶちっ、ぶちっ)
(大剣の物理的な威力と魔物への呪いのような力で蛞蝓たちはどんどん崩壊していき、やがて動かない単なる粘液のかたまりとなる)
(その間も跳ねた体液が総司の身体を焼き解かしていたのは、この蛞蝓を作り上げた呪術者の力量なのだろう)
(呪術者自体は今回出てきておらず、直接はでこないだろうというのはミズチと総司のエージェントの見立てだった)
(使いまである式神を使わすだけと、呪術者本人にも動いて貰う場合では報酬の相場が桁違いに変わるからだ)
おつかれさまだね〜〜って、うわっ、妖気臭いなぁ
(妖気の本体を感じなくなったのでビルの中に入ってきたミズチはあまりの異臭で鼻を押さえる)
(まっすぐ総司の元へは進まず、ケンケンをしているようにあちこち回り道をしながら足を進めている)
(蛞蝓を倒したことにより妖気が薄れて、外の灯りがビルの中まで照らしはじめると、)
(ミズチが避けた場所はどこも紫色の怪しげな液体で濡れていた)
(何度か総司の足下をすくおうとした正体だ)
いくつか床が割れてるけど、確かこれって交換できるパネルとか何とかだから、うん、大丈夫そうね。
それよりも……うーん、あなたの方が大変そうだわ。
(火傷だらけの総司を頭のてっぺんからつま先まで何度も見回したミズチが呆れた様子でため息をつく)
(蛞蝓の攻撃は妖力でのもの、呪いや穢れとして扱っても間違いがないもの)
(蠱毒の式神を倒して誇らしげな総司へ、申し訳なさそうにミズチの見立てを伝える)
その火傷、すっごく痛いでしょ?
えーと、何かしら? 何かの力で多少は治っているみたいだけど、たぶん瘡蓋ができるくらいでその下までは難しいんじゃない?
もちろん病院でも無理よ。いずれ見た目は治ったようにみえるかもだけど、だいぶ先になるし、その穢れは体の中に残り続けるわ。
きっと動くだけでも痛いままだろうし、筋力とかも落ちちゃって今までと同じようなこと……化け物退治はできなくなるわね。
それだけ、あの蛞蝓を作り上げた呪術者は一流だったってことよ。
その呪術者の式神を倒したんだもの、引退しても自慢話にはできると思うわ?
(最後の方は総司が引退するのを確定したかのように、慰めるような言葉になる)
(ふざけているように聞こえても、それだけミズチの怪我の見立てが重いということだ)
(報酬ははずんでいて、こういった事態を加味してのものになっているから、本来ミズチからどうこうする理由もないのだ)
……その、治す当てはあるの?
呪術医とか、魔法医とか、そうゆうの。
普通の病院はたらい回しにされるだけよ?
(”今の契約”の内ではもうミズチが手を出せるところはない。依頼者もミズチと蛇神に何かあってはとの考えだからだ)
(しかし、ミズチは思ったこと、心配に思ったことを言葉にした)
【間延びしてもなので、戦闘シーンはここまで】
【今夜も頑張ってもう1レスくらいなので、ここで凍結にする? 総司さんの次のレスくらいまでなら起きていられると思う】
【木曜日の夜は今日と同じくらい、金曜日も同じくらいかな。今週末は残念ながら土日が駄目なの】 >>722
【切りもいいので今日はここまでで凍結ということでよろしいでしょうか?】
【明日の21時までに返信レス置いておきますので、また21時頃再開ということで】 >>723
【はーい、今夜はここまで、ありがとうございました】
【なにか疑問点とかあったら遠慮なく聞いてね?】
【おやすみなさい。スレをお返しします】 >>724
【おやすみなさい、本日もありがとうございました】
【スレをお返しします】 >>722
(無事に依頼を成し遂げた渡辺だが、その身に受けた傷は大きい)
(三輪の言う通り、体は重く動かすだけでも貫くような痛みが全身を襲う)
(なんとか大剣を鞘に戻したものの、背中に背負ったそれは普段よりはるかに重く感じる)
この仕事始めてもうすぐ6年、今まで治らない傷はなかった。
家に帰って寝てればどんな怪我でも治ってたんだが、あんたの言う通りこれは普通の傷じゃねえ。
(感覚がわずかに残る右手を開いたり握ったりして、傷の治り具合を見る)
(普段の戦闘と比べて、明らかに遅い。いつもならもう治っているはずの火傷が、じくじくと痛んで収まらない)
(溶けた服はまた買い直せばいい。気に入っていたが、高いわけではない)
(だが、この体だけはこの世に一つしかないなのだ)
……今更やめられねえ。化物を狩るのが俺の役目だ。
父さんと母さんから受け継いだ、大事なことなんだ。
だから、この傷を、なんとか――
(治してくれ。そう言いかけたところで、渡辺の視界は真っ暗になった)
(三輪の足元に渡辺は崩れ落ちるように倒れ、そのまま動かなくなる)
(呪いの傷と戦闘の疲労によって一時的に身体が加護の限界を超え、意識が飛んでしまったのだ)
【これで工事現場が納期に間に合うと信じて!置きレスです】
【そういや三輪さんは名前を無くした神を信仰しているとのことですが、既存の宗教に対してどう思ってるんでしょうか?】
【やっぱり寺や神社は快く思ってなかったり?】 【こんばんは。今夜もよろしくお願いします】
【いまレスを書いているところだからもうちょっと待っててね】 >>726
なら、あなたに……あらら?
(ミズチと蛇神さまが総司を治すとするなら、総司にもミズチらと関わりができてしまう)
(その覚悟があるの、と問おうとしたところで総司が気を失ってしまい、ミズチも気が抜けて肩をすくめる)
重傷だって伝えたのが悪かったのかな?
ええと、うーん……仕方がないか。
ぴっ、ぽっ、ぱっ、と……もしもし、乙姫ちゃんだよ?、ちょうどかたがついたとこなの。それでね……
(ミズチは巾着袋からスマホを取り出して何処かへ電話をかける)
(どうやら乙姫ちゃんの事務所関連のようだ)
(一通り要件を伝え終わると、迎えが来るまでの間、お清めの塩をビルの中へ振りまき始めた)
※※※
(そこは学校の教室くらいの大きさの洋室だった)
(床は板張り、壁の片面は全面が鏡になっている。反対側の大きな窓は黒いカーテンでふさがっている)
(乙姫ちゃんの事務所内にある練習室。ミズチだけでは使いきれないので普段は演劇やダンスの練習に貸し出されている)
(今の部屋は中央に3メートル四方の大きな白い布が敷かれていて、布を囲むように塩で二重の円が描かれている)
(その布の中央には全裸の総司が横たえられていた)
(正確には手足やお腹などの蛞蝓の粘液でやられたところには包帯が巻かれている)
(あのあと、車でここまで運び、ボロボロになった服を脱がせてシャワーで汚れを洗い落としたのだ)
(やらないよりはマシな簡単な消毒をして包帯をして、大切なものであろう大剣を持たせた)
…………
(その行為で着ていた巫女装束が汚れたのでミズチもシャワーで穢れを落として真新しい巫女装束に着替え直している)
(そして、総司の横で正座して静かに眼を覚ますのを待っていた)
【既存の宗教については特別な思いはないの。ちゃんと信者や檀家がいるところは羨ましいとは思うけど】
【強いて言えば、創価学会とか幸福の科学とかは新興宗教における運営について参考にできるところはないかと思っているくらい?】
【あとは、海外のイスラム教やキリスト教の過激派は絶対に敵視されるから関わりたくないな、とか】 >>728
(目を閉じ、安らかに眠っている渡辺)
(やがて静かに目を開け、自分が工事現場ではなくどこか別の場所にいることに気づいた)
(着ていたボロボロの服や下着も全て脱がされ、火傷を負った場所には丁寧に包帯が巻かれている)
(大剣は鞘に収められた状態で柄を握ってはいたが、やはりひどく重い)
治してくれたみたいだな、それともまだ治療中か?
何にせよ、看病ありがとう……いてて……
(横で正座をしていた三輪に礼を言って起き上がろうとするが、足に走った痛みがそれを咎める)
(仕方なくあぐらをかいて三輪の方を向き、頭を深く下げた)
……ありがとう。命の恩人だ。
【じゃあ信者を増やしたら復讐だー!とかはないんですね、平和的……】 >>729
(総司が目を覚ます。まだ立ち上がれないのを見て、見立てどおりの重傷であることが確認できた)
(このまま病院へ通えば数ヶ月したら見た目の日常生活に差し障りがでないくらいは回復するだろう)
(でも退魔業みたいなことはできないだろうし、何かしらの霊的な後遺症が残ることも考えられる)
(うん、仕方ないよね。先に気絶しちゃうんだもん)
命の恩人じゃないよ。よほど運が悪くなければ死ぬまではいかなかったと思うし。
でも、私に助けられたことは後悔しちゃうかも、ね。
まだ治療中だし、これからが本当の治療。
もうここへ連れてきたからには治療が済むまで嫌だって言っても逃がさないし、手間をかけただけの対価は払って貰うから。
(こほん、とわざとらしく咳払いをし、大きく息を吸って、ゆっくりと吐き出して)
あなたには、私の下僕になって貰うわ。
(ドヤ顔で言い切り、数秒後、「あ……」と間抜けな声を出す)
間違えた。あなたには乙姫ちゃんこと私の事務所でアルバイトとして働いて貰うわ。
フルタイムじゃなくて必要なときだけ、差し支えがなければ今までのようにそちらのエージェントさんの仕事をしてても構わない。
でも龍宮講の関係者になることからは逃れられない。
(真の龍宮講のことはまだ話さない。でもわかる者から見れば当人が知らなくてもミズチに接触した関係者だと思われる危険はある)
(依頼者の代理人という立場ではなく、ミズチと蛇神の治療と加護を受ければ、言い逃れはできない)
嫌だっていっても拒否権はないけど、いいわよね?
それと……女子中学生を前にして隠そうともしないなんて、慣れているというより、そうゆう趣味なの?
(じっと総司の顔を見ていたミズチの視線が下の方へ移ると、青白い顔がほのかに赤らむ)
(下着も脱がしたから股間を隠すものは何もない)
(「あぐらなのはこんな時でも見せつけようとする露出狂の性癖なのかしら?」なんて思って、ある意味感心するミズチだった)
【迫害されたのではなく、運が悪くて落ちぶれていった感じだから】 >>730
(事情と条件を一通り話した後、三輪の頬がかすかに赤くなる)
(目線はちょうどあぐらを組んでいる足の真ん中、股間の辺りだ)
ちょ、ちょっと待ってくれ!すまない、まさか裸とは思わなかった。
パンツぐらいは履いてると思ってて……隠すからちょっと待ってくれ!
(慌てて何か隠すものがないが辺りを見回すが、白い布と塩で描かれた二重の円は明らかに術的なものだ)
(動けばまずいものかもしれないと思い、渡辺は仕方なく近くにあった大剣を足の上に置いた)
(これならば少々重いが、なんとか隠せるだろう)
……よし、大丈夫だ!それで、今の話だが……
アルバイト、やるよ。助けてもらった恩は返そう。
案件をくれる田中という人がいるんだが、その人にも事情を話す。
(そこで言葉を一旦区切って胸をドンと叩き、にっこりと笑って再開した)
こう見えても大学生だ、試験と単位が危ないとき以外はいつでも呼んでくれ。
なんだったら……本当に下僕になっても構わないぐらいだ。
(最後の一言はドヤ顔に対する冗談が半分、本気が半分だった)
(目の前で倒れた人を助けるのは人として当然だというのは常識かもしれないが、それを確実に実行できる人間は少ない)
(ましてや安全な場所に運び、徹底した治療を施してくれる人が何人いるというのか)
【だったら今の平和な状況は布教にぴったりですね】 >>731
…………
(慌てている総司をちょっとジト目でみつめるミズチ)
(抜けているのか、大物なのか。今日くらいの仕事でも頼んで大丈夫なのか心配になってしまう)
ま、元々あまり危険なことはしていないから。
私のネット動画は見たことがある?
人気があるのは心霊スポットで除霊するとこを生配信するシリーズなんだけど。
あれは事前に除霊とか退治とかしておいて、敏感な人は霊障がでないくらの気配を感じられるかも、くらいのとこで撮影しているのよ。
あなたが手伝ってくれるなら、撮影場所のレパートリーを増やせるわ……この街はその手の場所に事欠かないところだから。
(それ以外にも、隙を見せたらミズチと蛇神様の力を占有しようとする反抗的な信者への盾と剣になってもらう)
(それはまた別に機会に、だ。話が長くなってしまうから。治療は今夜中に片付くだろうけど、朝までに多少は睡眠時間を確保したいから)
試験と単位が危なくなることもあるのね……それだと、家庭教師としては期待できないのかしら?
それは私が頑張ればいいし、ちゃんとしたプロの家庭教師を雇えばいいだけだものね。
(総司がどう思っているかはわからないが、ミズチも下心があってのこと。その全てが打算じゃないにしても)
それじゃ、治療の本番を始めるわ。ええと……最初はどう治療するかの説明からね。
私は見ての通り、神様に仕える巫女。私自身の力でというより、神様にお願いして治して貰うの。
ファンクラブ兼宗教団体である龍宮講が祭っている神様は龍神だけど、本当は……二柱の幸運を呼ぶ白き蛇神様よ。
同じ時期に他で似たような神様を掲げた新興宗教が先にできたりしたりしてね、
私を霊脳アイドルとして売り出そうともしてたから、あまり真実の姿をみせちゃうのもどうかなって、
そんな感じで龍神ってことにしたの……ここは笑うとこじゃないからね?
(たぶん過去に敬意を笑った不届き者がいたのだろう。真面目な顔で最後に釘を刺す)
(そして、ゆっくり目をつぶると、胸の上で両手を組み合わせる)
蛇神様にあなたを治して貰うよう、いまからお呼びするわ。
(ミズチの君合わせた両手の裾から、もやっとした白い霧のようなものが出てくる)
(部屋の中は全裸の総司が風邪を引かないようしっかりと暖房されていたが、急に数度くらい気温が下がったように感じられる)
(その霧は明らかに心霊的なモノ。先ほどの蛞蝓の妖気とはまったく異なる、山奥にある神社のような気配が部屋を満たす)
(霧は細長く伸びてミズチの後ろを回ってまた前へとでる。その頃には霧は何かの形に凝縮していく)
(ぬめっとした白い鱗が全体を覆っている。赤い瞳。口から伸びる舌も同様に赤い。2体の白い蛇)
蛇神様は私の願いを受けてくださった……あなたを治してくれるそうよ。
(ミズチがゆっくりと目を開く)
その代価、必要な供物は……あなたの精液と、私の性的快感。
(はふぅぅ、と顔を赤らめたミズチが大きくため息をつく)
蛇神様が満足するまで、あなたはイかず、私を何度もイかせること……だって。
(総司を裸のままにしたのも、事前の蛇神様の指示があってのこと)
(わかってはいた。身体で新しい僕を縛り付けるのが有効なことも。慣れっこでも、いちおうJCなのだ、ミズチは)
【私ばかり色々と長くj書き連ねてごめんね。逆に総司さんのことも()の中でもっと教えてくれたら嬉しいな】 >>732
(大学で友人が見ていた動画を思い出し、そういや配信してたなと渡辺は思い出す)
(ある墓地で狩るはずの幽霊たちがありったけ除霊され、不思議に思っていたところに
その動画を見て、ちょうどその場所だと気づいてとても驚いたのは印象的だった)
……この街はその手のネタに事欠かないどころか呼び寄せやすい土地だ。
除霊と退治はお任せあれ。
(両親を殺した能力者への復讐を果たした後、学業の合間にずっとこの街を見てきたのだ)
(渡辺としては、いつもやっていることが少々増えた、ぐらいとしか思わない)
(そして部屋の気配が変わったと感じられた瞬間、思わず右手が大剣の柄を握る)
(この世ならざる者の気配、異形の気配だ)
(6年狩り続けてきた渡辺の経験がそうさせた。例え自分の傷を癒すものであっても、
本来は人の世にあってはならないものだと思っているが故に)
(白蛇の姿にはさほど驚かなかった。普段相手にしている化物よりはよほど美しく、赤い瞳は宝石のようであると感じられたほどだ)
(さすがは神を名乗るだけはあると渡辺は見直し、二体の白蛇に対して背筋を伸ばして向き直る)
(だが、その願いの代価には思わず姿勢を崩した)
精液と……性的快感?
満足するまで?俺は、その……あんまり言いづらいが……童貞だぞ?
(二体の白蛇に渡辺は手を合わせ、頭を下げて祈る)
(恋人でもないのにそういうことするのは勘弁してください、相手はまだ未成年です!と強く願った)
(その祈りを知ってか知らずか白蛇たちには届かなかったようで、ピクリとも反応しない)
(元々思春期の最初を復讐に、それ以降は学業以外を化物狩りに費やしてきたような人生だ)
(そういった経験もまるでなく、数少ない友人たちとの会話で戸惑うことは何度かあった)
(授業で習った程度の知識しかないのだ、ファーストキスはこの前通りすがりの黒髪にあげてしまったが)
……で、どうすればいいんだ?
イかせるって言っても俺はその……テクニックがない!
体の触り方すら分からないんだぞ……
(青春を異形との戦いに費やしてきた渡辺にとって、これは明らかに難題であった)
(こんなことをするぐらいならばさっきの蛞蝓10匹とまとめて戦った方がマシだと思うぐらいには、高い壁だ)
(だがいい加減ごねても変わるものではないと思ったのか、大剣を足からどかして脇に置き、三輪へとゆっくり近づいていく)
(綺麗な白い髪とムダ毛一つない顔立ち、そしてどこからか漂う香りに渡辺は思わず頭がぼーっとしてしまう)
【なかなか自分のことを書き連ねるのは難しいものです】 >>733
そうなの?
ええと……ごめんね?
(思わず謝ってしまう。逆に傷付けたかもと思ってしまうが後の祭りだ)
(謝ったのも訳がある。これは蛇神様の意地悪なのだ、と。まだ信者でもないものに力を振るうから、だと)
(この前の三上百合花とのことは、ミズチ自身も助かるためだが、今回は放置してもミズチに影響はないからだ)
それだけ、あなたの怪我を治して呪いを払うことが、難しくて大変だってこと……うん、きっとそうだよ。
(フォローをいれるが、あまりフォローになってないな、とミズチ自身も思う)
うーん、それは、そうね、蛇神様にも助けてもらおう。
事務所のアルバイトになrんだし、それくらいはいいでしょ……あのね、
(中学生が大学生に性教育をするようなもので、それはとても変だと思うが、これはオカルト絡みであり、こちらの流儀なのだがら仕方がない)
この供物には理由があるの。
あなたがイかずに我慢すことで、治癒力が強くなるのよ。
人間の身体にはチャクなんとかというのがあって、そのうちの一つは股間にあるの。
気を練るみたいに、気持ちよくてもイかずに精液をためこむことで、そのチャクなんとかを回して快復力を強化する。
気持ちいいことを我慢すればするほど強くなるから、気持ちいいことは任せて。
どうしても駄目だったら……ずるをして蛇神様に止めて貰うから、ギブアップなら言ってね。
あんまりお勧めはしないけど。
(ミズチを介して、雄神の蛇神様を総司の陰茎に憑かせ、無理やり射精を止めさせる)
(女であるミズチに本当の意味で射精を我慢する辛さはわからないが、体験者の経験談は誰もがきつかったで締めている)
(それ以上に強烈な快感を体験できるので、機会があればまたお願いしたいと言う信者も少なくない)
(秘法『変若水』が最終的な信者の願いだが、これよりも得られる機会は多いのでこれに逃げる信者もいたりする)
そして、私がイクたびに私の中にも力が積もっていき、そのたまった力があなたを蝕む蛞蝓の呪いと穢れを払うの。
これも蛇神様に頼れば簡単だけど、こればっかりは実地で覚えていった方がいいと思うわ。
大丈夫、よくなかったらグーで殴るから、それなら身体で覚えられるでしょ?
(ミズチは経験豊富ではあるが、ミズチを抱いた男女は誰もが色々やりつくした末に若返りを求めた者達だ)
(なのでミズチはマグロでも問題なかったし、必要なときは蛇神様に全部お任せだったから、教えられるほどちゃんと覚えていない)
あなたの手足の傷をみて。どこも大変なことになっているでしょ?
人間、必死になればなんとでもなるそうよ。男子なんだからがんばりなさいね。
(上手にいかなくても死ぬことはない。なので、とりあえずスパルタでいく方針をとる)
【とりあえずM方向に? こんなのでいいのかな? うーん……】
【また時間がかかってしまったので、ここで凍結にさせてね】
【金曜日の夜、また同じ時間なら大丈夫。土日が駄目で、その次に確実に大丈夫そうなのは水曜日になりそう】 >>734
【分かりました、また21時までに置きレスしておきますので】
【レスが書きづらいようでしたら無理にM方向にもっていかなくても大丈夫です】
【今夜もありがとうございました、おやすみなさい】
【スレをお返しします】 >>735
【総司さんの希望、オカルト的なからみのセックス、考えていたことがいざとなったらまとまらない感じ、うーん】
【レスを書いているのは楽しいけど、楽しんでもらえているのかは不安なの】
【こちらこそ、ありがとうございました。おやすみなさい。スレをお返しします】 >>734
(三輪の説明を聞き、ふむふむと頷いて応える渡辺)
(童貞とはいえ女性に興味がないわけではない。むしろ目の前の美少女の肢体は股間に血を滾らせるには十分だった)
(徐々に硬度を増していく己の逸物が分かり、恥ずかしさを紛らわすように別の話題を出す)
神様は酒とか肉を欲しがるもんだと思ってたが、
まさかこんなことを供物にできるとは思わなかった……
高い日本酒とかで代わりにならないのか?
……なるならそうしてるよな。
(射精の我慢もこちらが無理ならば止めてもらえるということで、かなり配慮されていると渡辺は考える)
(足に乗せていた大剣を脇に置いて、三輪との距離を徐々に詰めていく)
……痛かったら、言ってくれ。
男として、なるべく努力する。
(友人から教えてもらった知識と、今までのごく少ない経験を総動員して渡辺は動いた)
(三輪の唇へゆっくりと自分の唇を近づけ、目を閉じて口づける)
(舌を入れることのない、唇どうしが触れ合うような軽いキスだ)
(さらに巫女装束に包まれた胸と尻に手をまわして、ほとんど力を入れずに触りはじめる)
(力を入れればへし折れそうなほど綺麗な身体に、渡辺はふとした拍子に力を込めてしまいそうになるが、その度にグッとこらえた)
【置きレスしておきます、まずは前戯から】
【こうやってゆっくり絡むだけでも十分楽しいですし、むしろこっちも文章が短すぎて分かりづらくなってないか不安です】
【こちらの希望に無理に合わせなくてもいいですので】 >>737
……
(あ、大きくなってきた。あそこは穢れをかぶってなかったのはわかってたけど、ちゃんと無事だったのね)
(だんだんと硬くなってきた総司のペニスを見てホッと胸をなで下ろす)
その時々でかわるのよ。
たんに高いだけならいいけど、一緒に呑みなさいってなったら、大変な目にあわされると思うわ。
たぶん、大学の歓迎コンパなんて目じゃないもの。
(呑んで踊るのも神に捧げられるもの。ただ、ふつうのお祭りのような時ならともかく、今回は特別なことなのだ)
(何度もミズチをイかせる供物の代わりにするなら、一升瓶を何本も飲み干すくらいになるだろう)
(そちらの方が負担が大きそうだし、きっと精液と快感の方がミズチたちに優しいと蛇神様が判断されたのだ)
うん、遠慮なく……グーで殴るから。
私はけっこう慣れてるから、あんまり緊張しなくても大丈夫だよ?
(そういって、ミズチは目を閉じる。殴ると言ったのは少しでも緊張がほぐれればとの思いで)
(童貞だと告白した総司がミズチの経験を知ったら驚くだけでは済まないだろう)
(その経験の内容と比べたら、努力すると宣言した総司がちょっとやんちゃしたくらいなら軽いものだ)
ん、んん……
(総司の唇が触れても、ほんの少し唇が震えただけで、ミズチから動かしたり舌をだしたりはしない)
(思わず舌を出そうとしてしまったけど、とっさに我慢した結果が唇の震えだったりする)
(もどかしい、と思いつつも、これはこれで新鮮な感じでちょっと心がウキウキする)
(きっと、世の中のふつうの女子中学生のファーストキスはこんなものなのだろう)
んん……ん……んっ
(ミズチの身体はとても柔らかかった。鍛え上げられた総司の身体とはまったく異なる少女の身体だ)
(胸も大きいし、お尻も柔らかいのに弾力がある。白衣や袴の上からでもこんななのに、直接ふれたらどれだけ柔らかいか)
(ミズチも嫌がる様子はなく、総司が触りやすいようにお尻に手が行けば腰を少し浮かしたり、胸へくれば突き出したりしてくれる)
つっ!
(急にミズチが顔をしかめた。総司が力を込めそうになったタイミングでもなんでもないときに)
(ミズチが白衣の襟元をぐいっとひらくと、ぽわわとしたとても柔らかそうな乳房の上の方に10円玉ほどの赤い爛れができていた)
……そう、きたのね。
(赤い爛れは、呪いと穢れで焼かれた総司の手と同じようもののように見える)
三竦み。蛇は蛙に強く、蛙は蛞蝓に強く、蛞蝓は蛇に強い。
私が蛇神様の巫女だから、私のことも穢して犯そうって魂胆なのね。
(その可能性は考えてはいて、だからこそミズチは直接退治することを避けたのだ)
【あれ、気が付いたらも21時になっちゃってる。時間があるからって、ゆっくりしすぎちゃったわ】
【今夜もよろしくお願いします。文章の長さは私のがダラダラしてるだけなので大丈夫だよ】 >>738
(三輪の乳房の上にできた赤い爛れ、それは今包帯に巻かれている渡辺の手足にできた火傷の呪いとよく似ている)
(それを見た渡辺は一瞬手を引きそうになるが、治療をここで止めればさらにひどいことになると考えた)
呪いの移しか、工事現場一つ制圧するのに手の込んだ罠仕込みやがって……
……ちょっと強くするぞ。
(さらに体を寄せて、三輪へと近づく)
(ほとんど体どうしが密着した状態にまで持っていくと、袴の中に手を入れて尻肉を揉みはじめた)
(先程とは違い、指が尻に食い込むほど強く揉んだり、時には撫でるように揉んだりと緩急をついた揉み方だ)
(興奮してきているのか、だんだんと渡辺の息が荒くなっている)
なんていうか……気持ちいいことばかりで……よく考えられなくなってきた。
(二回目のキスは、やや濃厚なものだった)
(三輪の唇にむしゃぶりつくように、呼吸を荒くして吸いつくキス)
(股間の逸物も今や完璧に勃起し、絶え間なく脈動しながら密着した三輪の腹に擦りつけている)
(片方の手は袴の中、もう片方は胸の谷間に潜り込んでその柔らかさを堪能していた)
……んん、んむっ……ぷはっ。
ちゃんとそっちも、気持ちよくなれてるといいんだが……
(いったん唇を離し、様子を聞く)
(気持ちいいのは確かだが、三輪をイかせなければならない以上三輪がどう思うかが大切だ)
【今夜もよろしくお願いします】 >>739
大丈夫よ、このくらいは平気。
(蛇を溶かす蛞蝓。龍宮講の信者を顧問にすえている建築会社。偶然、かしら?)
(あまり深くは考えていなかった可能性が頭をよぎるが、いまは治療のための供物に集中と頭をふって切り換える)
ん……んん……んぁっ……ぁぁ……
(総司ほどではないが、ミズチの吐息も少しずつ熱くなってきて、甘い色を帯びていく)
(密着した総司に身を任せて、ミズチの手も総司の身体をくっくりと撫で回していく)
(素肌に触れたミズチの手はひんやり冷たくて、火傷を負ったところに触れられると熱が吸い取られるようで心地よい)
んん…んちゅ…ちゅく…んぁぁ…ちゅぶ…ちゅっ
(総司の熱く荒々しいキスを逃さず、ミズチもするっと総司の口の中へ舌を滑り込ませる)
(ミズチの舌は甘くて柔らかく、総司の口の中で蕩けてしまいそうなのに、溶けることなく自由奔放に絡んだり舐め回してくる)
ちゅく…んちゅ、ちゅっ…ちゅぶ…ちゅっ…んちゅっ
(ミズチはブラジャーをしていなくて、手のひらからこぼれおちそうな柔らかなふくらみが直接総司の手のひらにふれる)
(胸のふくらみもひやっとするほど冷たいのに、触れ続けていると冷たさが持続したまま体内の熱が伝わってくる)
うん、私も気持ちいいよ。まずは合格、かな。
ちゃんと濡れてきているから、もう少し頑張ったら入れさせてあげる。
(ミズチの気分も高まってきた証拠だ。治療のためじゃなく、純粋に楽しもうと思いはじめている)
そうそう、忘れちゃいけないことだけど、あなたも私と同じくらいにならないと駄目なんだよ?
私と同じようにイく、でも射精せずに精力をためこむの。
それがあなたの快復力を強くするの。
だから、えーと……
(ミズチの手が下へと降りてきて、完全に勃起した総司のものをやんわりと撫でる)
一緒にお互いにするのがいいけど、最初だから順番の方がいいかしら?
女の子の体がどうなってるのか、知りたい? それとも、気持ちよくしてほしい?
(ミズチがリードした方がいい。というか、してみたくなった)
(でも、どちらからどうするかは総司に選ばせる)
(何となく弟分を可愛がってあげる感じ。実年齢は関係なく、気持ちの受け取り方で) >>740
(三輪の吐息が耳にかかる度に全身が震え、手で撫でられた箇所は敏感になったような錯覚を覚えるほど快感を得る)
(そういった術か薬を飲まされているのかと思うぐらいには、渡辺は肉欲に飲まれつつあった)
んっ、ん……撫で、られるだけでこんなに、気持ちいい、なんてな……
(やんわりと撫でられた渡辺の逸物は敏感に反応し、ヒクヒクと細かく脈動している)
(今やちょっとした刺激でイってしまうだろう。男としての限界を渡辺は迎えつつあった)
(自慰すらまったくなかったのだ、これまでの人生は学校が終われば家に戻り、化物狩りの準備を整えてすぐ家を出る)
(深夜にまで及ぶ狩りは長い睡眠を要求し、股間をいじる暇などありはしなかった)
(思わず胸や尻を揉みしだいていた両手に力が籠り、発情した雄犬のように腰がカクカクと動き始める)
(快楽に耐えきれなくなったのか、頭を三輪の右肩に乗せて身体を預けるような姿勢となってしまった)
(息はさらに荒くなり、三輪の身体を這いまわる腕は鷲掴みにするような、乱暴な動作まで入るようになっていく)
きき、気持ちよく、してください……お願いします……
(今までは意地を張っていたのか、仕事用の強がりか。意図せずして敬語で願う姿はまるでおねだりのようだ)
(それなりの経験を持った異形狩りである渡辺だったが、もはやプライドはなかった)
(今頭の中にあるのは目の前にいる女性と気持ちよくなりたい、ただその一心のみだ) >>741
ん、とても感じてるね♪
(ミズチを抱くことができる真の龍宮講の信者はほとんどが中高年から老人なので、まだ年若い総司の反応はとても新鮮だった)
(乙姫ちゃんのファンは若い人が多いけれど、アイドルという立場からは彼らにそんなことはできない)
(ミズチたちの通う学園は生徒が多いので中には性欲がだだ漏れな貧のない男子もいるが、総司は彼らとも異なるように思える)
そう、気持ちよくしてほしいのね……うん、いいよ、あなたが知らない世界を教えてあげる。
(総司の頭を肩にのせたまま、ミズチ総司の胸に抱かれるように密着する)
(また少し穢れが伝わってきて痛みを感じるが、もうわかっているものだから十分に受け流せる)
(このまま総司を導き、お互いに一回くらい逝けば、ミズチの方は気にならないくらいに穢れを払い飛ばせるだろう)
あなたのここ、すごくひくひくしてる……それに、とっても元気。
あんな大きな剣を簡単に振り回せるくらい鍛えているから、かしら?
(ミズチのひんやりした指が総司の逸物の幹をふんわりと握りしめ、ゆっくりと上下に扱いていく)
(すべすべした指が優しく撫でるように敏感な部分を擦り、指に力をいれて握りしめる)
でも……もう限界に近い?
まだ駄目よ、まだまだ、こんなのはほんの序の口なんだから。
私の胸も、口の中も、もっと気持ちいいんだから、頑張らないと……ね?
(そう言いつつも、ミズチの指は敏感な亀頭や、大きくエラをはったカサへの刺激も強くしている)
(もう既に蛇神様の御技に頼らないと保たないと見切ったからだ)
(総司の逸物を扱くミズチの手には銀色に輝く鱗をまとった白蛇が絡んでいる)
(蛇の神。三輪家の血筋に宿る白蛇の神。ミズチの蛇神様。その片割れである雄神)
出しちゃ、出しちゃ駄目だよ?
もっと、もっと思いっきり感じて……でも、出しちゃ、駄目。出さずに、逝くの。
(どんな男が聞いても無茶ぶりだと思う指示。ましてや、健康な若い男子ではさらに無理難題なこと)
(それを可能にするために、ミズチを通して総司の逸物に蛇神様が憑く)
(総司の逸物へさらに熱い血が流れ込み、今まで以上に硬く大きく勃起させ、)
(その圧力が精液の通り道である尿道を締め付ける)
(そこへ集まる血には蛇神の霊力が宿り、普通の人であればありえない現象を起こす)
大丈夫、大丈夫だから……あなたならできるわ。
ほら、逝きなさい――。
(ミズチの手が今まで以上に強く扱きたてる)
(蛇神の力が宿った総司の逸物の表面には、白い鱗が薄く透けて重なって見える)
(それは力が宿った証拠であり、その鱗の1枚1枚が強烈な性感帯となって、ミズチの愛撫の快感を総司に流し込むのだった)
【あぅ、また書くのに夢中で時間を忘れちゃいました。ごめんなさい〜】
【それで、実はお風呂競争に負けて入りそびれていて、やっと私の番がきたの。なので、今夜はここで凍結にさせてください】
【次回、土日が駄目で、月曜日は帰りが遅くなりそうで時間を確約できないので、早くても火曜日の夜になります】
【とりあえずは火曜日から金曜日の夜のどこかですが、総司さんのご都合はどうでしょうか?】 >>743
【はーい、分かりました!寝る前の風呂はぐっすり寝られそうですね】
【こちらも火曜日の夜は空いていますので大丈夫です、今日と同じように21時からですか?】 >>744
【はい、21時くらいで大丈夫なはず。もし危なそうなら早めにここか避難所のスレへ伝言するね】
【かなり確定的なレスだしわかりにくいところもあると思うので、不明点は伝言で書いておいてもらえれば前日くらいには回答を置きレスします】
【ほとんどした覚えがない内容のロールなので、とっても楽しいです。総司さんも楽しんでくれていたら嬉しいな♪】
【では、お先に失礼します。おやすみなさい。スレをお返しします】 >>745
【はい、分かりました!こちらも濃密な対応のロールが相手でとても嬉しいです】
【おやすみなさい、お疲れさまでした】
【スレをお返しします】 【名前】佐治 南方(さじ みなかた)
【年齢】17 高等部2年
【性別】女
【身長】175cm
【3サイズ】92−56−89
【容貌】シャギーの入ったセミロングヘア やや釣り目
【能力】放電
文字通り放電する。空気抵抗の関係で距離に比例して威力が落ち
最終的には拡散する。実際、半径1メートル程度が効果範囲。
【希望】バトル 日常ロール エロールは要相談
【NG】スカ、相談なしのエロ、レズ、異種姦、非戦闘員とのロール
【弱点】放出する電力量に比例して、熱量(カロリー)と精神力を消費する。
短時間での連発すると貧血に似た症状に陥る。
雷撃は、非実体(幽霊)に対しては無効。あくまで物理現象の範疇らしい。
【備考】
事情があって、退魔師見習いとなってしまったJK。正直勘弁して欲しい。
けれどお給料はバイトするより高額なので心が揺れている。
妖魔などに対してはどう判断していいか分かっていないのが現状。
あくまで仕事として割り切ろうとしているが、上手くいかない。 ちょっと早いけれどもお邪魔するわね
――うーん、日中パワーダウン設定とかやってないわねそういえば
でもフルスペックで動いたりもしたいわけだし……
のんびりお話とかもしてみたいし……やりたいことがある割に具体的なシチュは思い浮かばないしで……
と、とにかく待機するわね
【プロフは>>161】 遅かった…
もう見ていないかしら?
待ちつつ、いないようなら待機してみましょ
プロフは…>>300だったかしら 戻ってきてみたら……
……というわけでよければ立候補するわ、しの先輩 わぉ、戻ってこれたのね
えぇ、こちらこそお願いしたいわ
で、どんな内容にしようかと考えたところ
雪音とのロールだと、エッチぃシチュしか思いつかなかった私がいる訳で
まぁ、単純に言ってしまえば雪音の『お食事』相手に選ばれたって感じ?
どんな経緯でそうなったかは、ちょっと相談しましょ
一応考えたのは
学校の屋上で『おやつ』中の雪音を目撃、中断させちゃって
「その責任とれ」とか言われちゃうパターン、なんだけど…どう?
学校で「そう言う行為」をするのかどうかは知らないけど ふむ、学園内だと(というか日中だと)自分の運動能力が下がってるものだから
力づくとかやる体力はないわけなのよね、それでも構わないならってかんじかしら
シリアス方面にも持っていくなら
導入で「自分が魔王化してるみょうに現実味のある夢を見る」とかいうのを思いついたわ
夢は夢で片づけてしまう性格ならいらないけれども あ、勘違いさせてしまったわね
学校で『おやつ』を食べることをやるかどうか、で
今回は私のお家に招こうかと思っているわ
時間的には午後から放課後、夕方辺りになるのかな
夢に関しては…どう扱おうかしら
事後のピロートーク的な部分で色気のない話をするのもいいかもね
で、ゴメンなさい
ちょっと背後が落ち着かなくっなってきちゃってて、ちょっと中断して貰ってもいい?
具体的には17:00過ぎくらいまで、なのだけど いつも通り「死にそうならやる」かな
けど昼間だと運動能力落ちてるので日中は学園きてる場合じゃないような……
うーん、ちょっと魔が差せばやるかも?ってことでやりましょう。
大体了解よ、それじゃ17:30くらいがいいのかしら?
余裕をもって18:00?そのくらいにまた再開でいいのかな 魔が差したところを、タイミング悪く見つけてしまう、と
そんな感じでいいでしょう
こちらの都合で申し訳ないわね
1730で大丈夫よ
じゃ、ちょっと落ちるわ ええ、時間も了解――それではじぶんもこのあたりで
お疲れ様でしたっと
【以下空室です】 お待たせ
今、書き出しを作っているから、もうちょっと待ってて貰える? (高校3年ともなれば、日中の授業も少なく自習時間が多くなる。
一見真面目に見られがちな五月だが、実はあまり勉学に対して熱心な方ではない。
なので午後の気怠い時間に教室を抜け出して校舎の屋上で一休みする、と言うことも珍しくない行動である。)
……ん?
(そんな事情で日差し降り注ぐ屋上に来て、休むのに向いた場所を探していると
本来この時間、誰もいないはずのこの場所で、人の気配と声が聞こえたような気がして。
改めてその正体を探ろうと辺りを見回し、設置されている貯水槽の裏側、今の時期だと日差しが悪く
薄ら寒いだろうと思われる場所へ足を向ける。)
…はぁ、何をヤってるのかしら
(そこへと近づくにつれ、声もハッキリと聞こえるようになり
ナニが行われているのかが明確になってくる。)
(経験値の低い五月にも分かる、男女の荒い息遣いと艶声。
お邪魔虫は自分の方だと思いつつも、気づいてしまってはゆっくりサボれないのも事実なので
ここは一つご遠慮頂こうと、声をかけることにする。)
あなた達、こんなところで何をしているの?
(そう言って、最上級生の威厳を込めた厳しめの声を出す。
目の前には、ズボンと下着を足首まで下げた、たぶん1年生の男子と
その裸の下半身に顔を埋め、ナニかを頬張った2年生の女子。)
(艶事を目にして頬が熱くなるのを自覚しながら、普通にしていても不機嫌に見られる目つきを
意識して鋭く見えるように細め、下級生の男女を睨みつける。)
【ちょっと確定気味だけどこんな感じでどうかしら?】
【男子君は私にビビッてさっさとご退場頂く方向で、と考えてもらえれば】
【何か都合が悪いとかあれば、遠慮なく言って頂戴】 (寒さも和らぎつつもある日の午後、移動教室ということで担当の教諭から資材の用意を頼まれた。
当然、自分一人ではなくもう一人同行することになった。
昼休みの間自分は食事をとったりはしないのでこれといって文句などはなかったが、同行した男子はそうでもなかったらしい
クラスでは浮いている自分に愚痴交じりに何かをしゃべりかけている――内容は覚えていない。目を合わせて何か聞かれるのも面倒だったからだ。)
――…………
(そろそろ鬱陶しく思って、移動教室の準備も済んだことだしと一緒に作業していた男子生徒を屋上に連れ出す。
聞き流していたとはいえ延々愚痴を聞いてあげたんだからと自分に言い訳したあとに唇を奪って、昼休みの終わりを告げる予鈴が鳴り
甘く囁きながら彼のそこを晒して、口でしてると声がかかった――)
……こんにちは?
(何ってナニ?などとお決まりのセリフでも吐こうかと思ったが、見下ろしてくる厳しい目つきの見知った先輩の顔を見て
それじゃ芸がないな、と思い直しかといって気の利いた言葉など思い浮かばずソコから口を離す。
唾液を絡めたソコから引いた糸をぬぐうようにして親指で唇をぬぐっていると、自分に気を取られていると見た男子生徒が
慌ててズボンを上げながら去っていく――中々素早いな、などと思いながら鉄扉が荒々しく閉まる音を聞いて)
あーあ、逃げられちゃった。しの先輩のせいで。
(ブラが見えるほど緩めた制服の胸元を隠しもせずに身を起こし、乱れた黒の長髪を直す。
紅の瞳が目立たぬようにとかけた伊達メガネの位置も直して不機嫌そうな目つきのしの先輩を下から覗き込むように見て
立ち上がり口を尖らせ、拗ねてますよアピールをしてみた)
【この程度なら問題ないわ、そちらも何かあれば言ってくれると嬉しいわね
それでは、よろしくお願いします。】 (逃げ去る男子には目もくれず、残った女子の顔を見る。
近づいて声を聴いた辺りから予想はしていて、そして予想通り見知った後輩に会ってしまった。)
そうね、私のせいよね
悪かったとは、思っているから…そんな目で見ないでちょうだい
(目元に込めた力を僅かに緩め、後輩の非難を素直に受け入れる。
自分に100%非があるとは言い難いが、邪魔した自覚はあるし
後輩の厄介な体質も把握しているつもりだ)
それにしてもお相手を捨てて逃げるだなんて、薄情な男子ね…クラスメイト?
(上から見下ろしているので後輩の豊かな谷間が丸見えで
若干の羨ましさを感じながら、目のやり場に困り、なんとなく手を伸ばしてシャツのボタンを留めてあげながら
ふと思い立ち、魔眼の視界で雪音の『生命力』を確認する)
こんなところで『食事』するほど、切羽詰まっていた訳ではなさそうに見えるけど
どこか調子悪いところでもあるの?
(言外に、助けが必要ならば、と告げながら、以前に行われた行為を思い出し、それを表面に表さないように表情を取り繕い
一方でで覚悟を決めて、後輩に問いかける)
(予想通りの人の好さを発揮するしの先輩ににんまりと口元を釣り上げて笑う。
ブラウスのボタンを留めてくれる手つきとなんだか気まずさそうに眉間にしわを寄せる
しの先輩の顔を交互に見つめつつ)
そうね、クラスメイトよ。昼休みをつぶして頼まれごとするのが面倒だっていうからちょっとねー
(少しばかりかけられる言葉が鬱陶しくなり、その迷惑料でももらおうかとと
正直に話そうと思ったところで目の前のしの先輩がそれを許すだろうかと思いとどまり口を紡ぐ
咄嗟につじつまが合うような嘘を考えようとしたが――)
いえ、こう見えて、結構減ってるのよ?
ええ、あの子には悪いとは思いつつも良い目見させつつ自分の生命維持に、ね?
(生命力が足りていることを見られていることなど露知らずに目を泳がせる
ついでに基本的に搾取する際に自分が絶対に考えないようなことを口にして
仕方なくやっていることを演出しつつ――) 【ゴメン、夕ご飯の時間になっちゃった】
【途切れ途切れで申し訳ないけど、一旦中断をお願いできる?】
【再開は21:00頃から…解凍の予定があるみたいだから避難所で】 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています