……
(あ、大きくなってきた。あそこは穢れをかぶってなかったのはわかってたけど、ちゃんと無事だったのね)
(だんだんと硬くなってきた総司のペニスを見てホッと胸をなで下ろす)
その時々でかわるのよ。
たんに高いだけならいいけど、一緒に呑みなさいってなったら、大変な目にあわされると思うわ。
たぶん、大学の歓迎コンパなんて目じゃないもの。
(呑んで踊るのも神に捧げられるもの。ただ、ふつうのお祭りのような時ならともかく、今回は特別なことなのだ)
(何度もミズチをイかせる供物の代わりにするなら、一升瓶を何本も飲み干すくらいになるだろう)
(そちらの方が負担が大きそうだし、きっと精液と快感の方がミズチたちに優しいと蛇神様が判断されたのだ)
うん、遠慮なく……グーで殴るから。
私はけっこう慣れてるから、あんまり緊張しなくても大丈夫だよ?
(そういって、ミズチは目を閉じる。殴ると言ったのは少しでも緊張がほぐれればとの思いで)
(童貞だと告白した総司がミズチの経験を知ったら驚くだけでは済まないだろう)
(その経験の内容と比べたら、努力すると宣言した総司がちょっとやんちゃしたくらいなら軽いものだ)
ん、んん……
(総司の唇が触れても、ほんの少し唇が震えただけで、ミズチから動かしたり舌をだしたりはしない)
(思わず舌を出そうとしてしまったけど、とっさに我慢した結果が唇の震えだったりする)
(もどかしい、と思いつつも、これはこれで新鮮な感じでちょっと心がウキウキする)
(きっと、世の中のふつうの女子中学生のファーストキスはこんなものなのだろう)
んん……ん……んっ
(ミズチの身体はとても柔らかかった。鍛え上げられた総司の身体とはまったく異なる少女の身体だ)
(胸も大きいし、お尻も柔らかいのに弾力がある。白衣や袴の上からでもこんななのに、直接ふれたらどれだけ柔らかいか)
(ミズチも嫌がる様子はなく、総司が触りやすいようにお尻に手が行けば腰を少し浮かしたり、胸へくれば突き出したりしてくれる)
つっ!
(急にミズチが顔をしかめた。総司が力を込めそうになったタイミングでもなんでもないときに)
(ミズチが白衣の襟元をぐいっとひらくと、ぽわわとしたとても柔らかそうな乳房の上の方に10円玉ほどの赤い爛れができていた)
……そう、きたのね。
(赤い爛れは、呪いと穢れで焼かれた総司の手と同じようもののように見える)
三竦み。蛇は蛙に強く、蛙は蛞蝓に強く、蛞蝓は蛇に強い。
私が蛇神様の巫女だから、私のことも穢して犯そうって魂胆なのね。
(その可能性は考えてはいて、だからこそミズチは直接退治することを避けたのだ)
【あれ、気が付いたらも21時になっちゃってる。時間があるからって、ゆっくりしすぎちゃったわ】
【今夜もよろしくお願いします。文章の長さは私のがダラダラしてるだけなので大丈夫だよ】