(石化ENDなんて、マニアックなものまであるんだな…)
(そう叔父は感心しながら再スタートを選ぶ)
(千歳は相変わらず酔っ払った状態で踊りを踊るイベントになるのだが)
(今回は先ほどのこともあって気合を入れて挑むことができそうだ)
(コマンドはなかなか難しく、観客の様子を見ながらエッチなポーズも加えていかなければならず)
(雰囲気が盛り上がれば盛り上がるほど、過激なポーズが要求される)
(酔っ払った千歳は千鳥足になりながらもステージのうえで踊りを続け)
「千歳〜!お尻をみせて〜!」
「こっちにはおちんちん見せてくれよ〜!」
「なんて可愛いんだ…ああ、お持ち帰りしたい…」
(叔父の心をまるで移したかのように、叔父の気持ちを客が代弁してくれる)
(踊っていて楽しくなるような声援を受けながら、千歳はくるりと回って決めポーズをつくる)
(千歳の舞台は大喝采を受けながら終了し)
(酔っ払っている千歳はふらふらになりながら主人に部屋まで運んでもらい)
(その衣装を身に付けたまま、次の日を迎えることになる…)
(今回はBADENDに直行したりはせず、ようやく先に進んだようで)
千歳、おはよう。昨日は大変だったな。
(BADENDのことは覚えていないだろうが、酔っ払ったことは覚えているだろうと考え)
あのお酒、俺も飲みたいなぁ…。
(なんて、冗談半分にいいながら千歳の可愛い姿を見つめる)
(やっぱり、千歳は石化や何かしているよりも動いているほうがずっと可愛らしいと思いながら…)