(目を覚ました千歳は、石の床が敷き詰められた牢屋のような場所にいた)
(ただ、鉄格子の扉は開いたままになっており、そこから先に進むことができるようだ)
(見上げればとても高い場所に空が見え、穴から放り投げられた事がわかり)
(飛び上がって逃げ出すという事はできなさそうだった)
(薄暗い地下牢はひんやりとした空気で千歳の肌を撫でる)
(ぴたり、ぴたりと水音が聞こえ、不気味な雰囲気が不安な心を煽る…)
千歳、気をつけて進もう…薄暗くて俺からも良く見えない
(モニター越しにデータを見ている叔父からも、周囲の状況は見渡せない)
……千歳、脚を開けっ!
(ガシャンっと音がしたと同時にモニターでは罠の発動が確認できた)
(咄嗟に足を開くように言葉で千歳を誘導すると、床がパカっと開いて落とし穴が現れる)
(もしも回避しなければ、落ちてしまっていた…そう思った瞬間)
(その穴から三角木馬が勢い良くせり上がると千歳を背中に乗せ)
(足首には鉄の鎖が絡まり、ガチャンガチャンと木馬は何度も千歳の股間を責める)
落とし穴じゃなかったのか…!
(と、見抜けなかったようなことを口にしながら千歳の表情や股間の様子を画面で眺め)
(ごくりっと喉を鳴らす…)
すぐに逃げるぞ!
(三角木馬から解放された千歳に奇襲をかけるようにトラップが更に発動し)
(うつ伏せになった千歳の股間部分の石畳が持ち上がり)
(お尻を高くあげた格好に無理矢理変えると、鏃のない木の矢が飛び)
(千歳の肛門へと衣装の上から何度も突き刺さっては床に落ちる)
(そこから千歳が逃げ出すまで、その木の矢は無限に打ち続けられるようだった)
【とりあえず、続きだけ置いていくね…?】
【今日も遊べなくてごめん…】
【もしよかったら、明日…会おうね】