>>27
(起き上がった千歳の目の前には、扉が開いたままの鉄格子がある)
(牢屋には違いないけど、外に出られるようになっているみたいだ)
…他には、出られそうなところ…ないよね
(牢屋の上の方に穴が見えるけど、千歳では届きそうにない高さだった)

(周りを気になしながら、そーっと牢屋から出る)
(空気は澱みとても湿っていて、薄暗いから少し先も見通せない)
(灯りも持っていない千歳には不安しか感じない状況だけど、脱出のためには進むしかない)
(叔父さんの声に従って、通路なりに歩き始める千歳)
(そして、いくらもしないうちに叔父さんの叫び声が聞こえた)
え…うわっと!
(反射的に足を開いた千歳の股の下の床が開いて穴があいた)
お、落とし穴…び、びっくりし、ひゃぁう!?
(安心しかけた千歳の体を、穴からせり上がってきた何かが持ち上げた)
(それは拷問とかで使われる三角木馬だけど、とっさの事で千歳には何があったのか理解できていない)
んえ…な、なにこれ…お、叔父さ、ぁっひっ!ひっぃっ!?
(さらに混乱する千歳の足首を鎖が固定し、木馬は大きく揺れ動いて千歳の股間を責め始めた)
んが、ぁ、ぁあっ!い、ぎっ…!!な、ぁっぐっ!い、いだ、いっ!痛、い゛ぃっ!
(ゆさゆさと上下左右に揺れる木馬の尖った背が、千歳の股間に食い込んでいく)
(足首が固定されているだけだからまだよかったけど、拷問のように重りを付けられていたら裂けてしまったかもしれない)
ひ、ひぎぃいっ!さ、裂けっ、裂ける゛っ!裂けちゃう゛よぉっ!ん゛ぁ、ぁあっ!と、止め、て、ぇぇえ!
(それから散々に股間を痛めつけて、木馬はようやく千歳を解放してくれた)

ひゅっ…く、ぁっ…はぁ、はぁっ…んぎ…いっつ…ぅ
(股間の痛みに身動き取れない千歳を、続けざまに罠が襲いかかる)
やっ…だ、だめ…動け、な、い゛っ!?
(何とか動こうとした千歳の股間の部分の床がせり上がって、千歳を無理矢理お尻を突き上げる格好にする)
こ、これ、なに、なんなの、おぁぐぅ!?
(力の入らない千歳のお尻に、高速で飛んできた矢が刺さった)
(…と思ったけど、矢には鏃がないらしく、本当に刺さってはいなかった)
ひゃ、ひっ…い、痛…い゛ぃい゛!!
(それは服の上から正確に千歳のお尻の穴を射抜き、鋭い痛みを与えてくる)
んぐぅっ!…や、やめ…ぇぎっぃ!…い、痛い、よぉっぐぅ!!
(股間の痛みで動けない千歳のお尻の穴を、矢は容赦なく責め立て続けた)
(それから少しして、千歳は股間の痛みを我慢しながらヨロヨロと逃げ出し、矢の罠から逃れられた)
…う゛、ぁ…い、痛い、よぉ
(お尻を押さえながらフラフラ歩く千歳)
(木馬に責められた股間も痛いけど、今はそれ以上にお尻が痛かった)