>>292
(新しい装備に着替えた千歳、その動きは今までと違うものだった)
(やはり性能の良い装備だったのもあって、千歳の俊敏さには磨きがかかり)
(攻撃力なども随分とあがっているのか、ザコ敵を倒すのにも苦労はしない)
(それになにより、可愛らしい衣装に叔父はにやにやしっぱなしだ)

「…お前か、封印されたこの泉へと入ろうとするのは」
(ようやくやってきたボス部屋、そこに現れたのはオークの中でも一際大きなオーク)
(まさにキングと呼ぶにふさわしいその体格と、巨大な剣は見るものに畏怖を抱かせ)
「わしはこの泉の番人、何人もこの泉には立ち入らせない」
(そういってオークは剣を抜き、千歳にそれを向ける)
「ちょうどいい…お前はここで、竜神様の生贄にしてやろう」
(オークキングはそう言い放つと、千歳に問答無用で襲い掛かる)
(叔父も慌ててコントローラーを構え、千歳を戦わせるが……)

(オークキングはまさにラスボスとして十分な強さを誇っていた)
(防御を崩すような攻撃も、カウンターも、今までの敵とは違うもので)
千歳、こいつ普通につよい…。
(まさに初見殺し、対策を立てなければ……)
千歳!やばい!
(叔父が叫んだ瞬間、千歳の身体は吹き飛ばされ)
(ぼろぼろになった千歳はオークキングによって連れ攫われてしまった……)


【可愛い衣装をありがとう!とっても似合ってると思う!】
【それじゃあ、今日はここで凍結だね】
【続きはいつごろがいいかな?】