(新しく着けた装備を確かめる千歳)
(見た目は何かアニメっぽいけど、あつらえたように体にフィットしている)
(そして何よりも動きやすいのがよかった)
(これなら千歳のどんな動きにも対応できそうな感じがする)
うん、これなら全然文句なしだよ!
動きやすいし、それに、ちょっと可愛いし。
(千歳的に、外見の可愛さもお気に入りらしい)
(格段に動きやすくなった装備で、千歳はダンジョンをどんどん進んでいく)
(色々なモンスターが出てくるけど、それも倒しながら奥へと向かう)
(モンスターも強くなっていると思うけど、装備によって千歳の能力も強化されているようで、1人でも切り抜けられた)
(そしてたどり着いた最奥の広間)
(そこにはボスらしい巨大なモンスターと、千歳の目的の泉があった)
…あれ、が…あそこから…帰れる…!
(こぶしを握り締めて、千歳は立ちふさがるボスへと向かっていった)
悪いけど、ぼく、そこに入らせてもらうから!
(声を張り上げながらステップを踏んで、襲ってきたボスの一撃をかわした)
(そしてジャンプしながらその巨体に蹴りかかる)
てぇいっ…ぅえ!?
(でもボスは巨体に似合わない素早さで千歳の蹴りをかわした)
(蹴りをかわされてバランスを崩した千歳に、ボスは猛烈に攻撃をしてきた)
わっ…うわわっ!
(素早い攻撃をなんとかかわしながら、反撃の隙をうかがう)
(でもモンスターはボスらしい能力の持ち主で、ほとんど隙を見せてくれない)
く…っつぅっ!
(逆に隙を突かれて、モンスターの攻撃が脇腹をかすった)
(ふらついた千歳に、さらに攻撃が仕掛けられ…)
ひっ…ぐっぇえっ!!
(叔父さんの声が聞こえたと思った瞬間、千歳は強烈な攻撃をお腹に受けて吹き飛ばされた)
(その一撃だけで意識を失った千歳を、モンスターが脇に抱えて連れ去っていく)
【おまたせしましたぁ】
【時間あまりないけどよろしくね!】