(トイレでの千歳を思い出し、乱れたあの姿に更に魅力を感じてしまう)
(そして、その乱れる原因を作ったのが自分であることも…)
(可愛い親戚の子にあんな悪戯をする、その背徳感も相まって)
(叔父は年甲斐もなくそわそわとした様子で透明な状態からもとに戻り)
(クローズにしていた札をオープンに戻して冷静を装う)
おかえり、千歳。
(遅かったことには何も言わず、仕事の続きをしようと声をかける)
(先ほどあれだけ激しくしてしまったのもあって、しばらくは様子を見ようと)
(叔父は透明になって悪戯するのはやめて、千歳の様子を見守ることにする)
(頭の中では、千歳を押し倒して思い切り突きあげる妄想を繰り広げ)
(時折ぼーっとしたまま、仕事の時間を過ごしてしまう…)