(千歳の話に、叔父さんは夕御飯まで何をしようか考えている)
(千歳はというと、叔父さんと過ごせれば何でもよかったから、特に何も考えていなかった)
(2人で過ごす時間が楽しみで、ちょっとうずうずしながら叔父さんの様子を伺う千歳)
(そして叔父さんは、千歳にゲームを提案してきた)
ゲーム?
うん、もちろんいいよっ
(千歳も当然賛成した)
(今時の子どもらしく、千歳も家ではゲームで遊んだりしている)
(でも姉弟がお姉さんばかりだから、対戦とかはあまりやったことがない)
(だから千歳は対戦と聞いて即賛成したのだった)
(でも叔父さんの言葉の中に気になる単語もあった)
罰、ゲーム?
(叔父さんは遊びながら、ちょっとスリルも取り入れたいようだ)
(それを聞いてちょっと悩む千歳)
(負けたら何をさせられるのか、ちょっと怖いけど、叔父さんとゲームできる機会を逃したくない)
あ、でも…あ、う…
(他に何かを考えかけて、千歳は慌ててそれを振り払う)
(もしかしたら、叔父さんともっと近づけるかも…と考えかけた千歳)
(今までなら考えたこともない思考をしたことに、千歳自身が驚いてしまっていた)
ごほん、え、ええと…
(内心の動揺と恥ずかしさを表に出さないよう、千歳は口調を改めて話す)
結構前のゲームって言ってたけど、それってぼくも知ってるゲーム?
もしぼくの知らないゲームなら、ちょっとハンデとか欲しいなぁ
【続き投下しまーす】