(いろいろ話して、やるゲームは結局これに決まった)
(叔父さんもやったことなさそうだし、千歳でも何とかなりそうな感じはする)
(叔父さんは準備しながら、千歳に罰ゲームのことを話してくる)
罰ゲーム…うーん…
(ちょっと困ったような表情の千歳)
(こういったゲームをやった経験がないから、どんな罰ゲームがいいかよく分からない)
(考えがまとまらないうちに、叔父さんはゲームの準備を終えていた)
う、うん…何か考えとくね。
(とにかくゲームを楽しもうと思い、千歳はコントローラーを握り直す)
うん、叔父さんもやったことないっぽいし、ハンデはなしでもいいよ!
(コントローラーの握りを確かめながら話す千歳)
(初めて持つコントローラーだから、まずはそこに慣れが必要かもしれない)
(あとボタンの配置とかもよくわからないから、とにかくやってみるしかなさそうだった)
え、えっと…爆弾で壁壊して…っと
(おそるおそるという感じで、ゲームを進めはじめる)
(ゲーム自体は単純だから、操作に慣れればいい勝負ができるかもしれない)
(そんな感じでちょこちょこキャラクターを動かしていると…突然叔父さんがお尻を揉むように触ってきた)
きゃうぅっ!……って…あああああ、爆弾間違えて置いちゃったぁあ!
(お尻を揉まれて驚いた拍子に間違えてボタンを押してしまい、キャラクターが壁と爆弾に挟まれた)
うにゃあああっ!出れにゃいいいぃいいぃ!
(叫んでもどうにもならず、千歳はあっさりと自爆して負けてしまった)
ず、ず、ずるいよぉ叔父さーん!
(不満と恥ずかしさで顔を赤くして、千歳は頬を膨らませる)
(さすがに、お尻を揉まれて気持ちよかったとは言えない)
【うん、おねがいしまーす】
【ぼくの予定だけど、今日と同じくらいの時間なら明日も来れるよ】
【叔父さんは明日はどう?】