(慣れていないとは言え、あっさり自爆してしまった恥ずかしさもあって、千歳はちょっとプンプンした)
(頬を膨らませる千歳の頭を、叔父さんが宥めるように撫でてくれる)
うう…お、驚くに決まってるよぉ
(とは言っても、前の千歳ならそこまで盛大には驚かなかっただろう)
(お店での一件から叔父さんを意識してしまっている今は、体の感覚もいつもより敏感になっている感じがする)
(ジーパン越しにお尻を揉まれただけで、背筋を駆け上がるような刺激を感じてしまった)
(何か、自分でも予想ができないほどに自分自身がよく分からなくなってきている)
(などと戸惑っていたら、叔父さんが罰ゲームのことを言い始めていた)
ふ、ふぇぇ!?
い、今の反則だから…ふや、ぁ…!?
(反則だから無しと言おうとした千歳の体が、叔父さんに抱き寄せられた)
え、ぁっ…な、な…ぁぁんっ!や、うんんっ!そ、そこっ…ふあ、ふぁあっ!
(ぐっと強く抱かれ、お尻を両手で力強く揉んでくる)
(1回揉まれるたびに、千歳の口から甲高い、悲鳴に似た喘ぎ声が漏れる)
(何度かお尻を両手で揉んでから、叔父さんは千歳を離してくれた)
………
(突然の出来事に、千歳はぼんやりと宙を見つめている)
…あ…あの…な、なんか……その…へ、変な…感じ、なの…
(罰ゲームの感想を聞かれ、ぼぉっとしたままつぶやくように答える)
っぁ…っ!
(ますます体の感度が敏感になった感じがして、叔父さんが指を背中に這わせただけで声が出てしまう)
っっっっひ、んんっ…!
(その指にお尻の真ん中…ちょうどお尻の穴のあたりをつつかれると、思わず腰が浮いてしまった)
(次負けたらどうなるのか)
(叔父さんの言葉に、抑えきれない何かが体の中から沸き上がってくる)
(もう全部負けてしまいたいという、抗いにくい欲望がどんどん溢れてくる)
(などとぼんやりしていたら、叔父さんが負けていたことにも気付かなかった)
ふ、ぇ…ぼく…勝ち…?
(勿論罰ゲームなど考えていない千歳は、かえってあたふたしてしまう)
あ、う…ば、罰、ゲーム…えと…じゃ、じゃあっ、ぼくが叔父さんの顔の上にす、座りますぅ!
(ほとんど反射的に、千歳は叔父さんの提案した罰ゲームを口にしてしまった)
あ…あ、あの…お、お…叔父さん…
す、す…座る、から…あの…よ、横になって…?
(もうすでに、信じられないほど胸がドキドキしている)
【ごめんなさい…火曜日はぼくの方がダメだと思う】
【水曜日なら昼間に来れるけど、叔父さんは都合よさそう?】