はは……死んじゃったよ、このババア…あーおかしい!
ボクよりずっと凄そうな振る舞いしておきながら、最期はこの醜さ!
あはははは!最後の最後で笑わせてくれたよ、お礼しておくぜ
(所々裂け、全身が黒い痣で染め上げられ、血を流し、目を背けたくなる醜い死に顔)
(そんな無様な姿にユキはご満悦の様子で大笑いして転げまわる)

あー、でも最後に命乞いぐらいしてもらっておけばよかったかな…
ババアのくせに死にたくないよーって。まあいいや、あんたの知識も魔力も有効に使わせてもらう…!?
(自分が完全に満足するためのちょっとした後悔を漏らしながらも、闇の王となるユキは)
(力を確認しようとするが、その時、事切れていた少女達によく似た姿の少女が現れる)
…誰だ?まさか……
(突然現れた少女の姿にユキは訝しげな瞳で見つめている)