フハハハそれがごめんだな
君のその力に真っ向から迎うのは賢い行動とは言えないからね。
(飄々と笑う暗闇の声。プリズムシャインに切り裂かれた機械の触手は、ちぎれた躯をその足元に無数に散らばせていく)
(だが…)
私の可愛いしもべたちはその程度ではとまらんぞ。
(知らばっていた残骸が、節目と節目がつながりあい、再び再生していく)
(いつの間にか機能を回復させ、油断している足元から、光の戦姫に襲い掛かった)
(シュバ!シュババ!)
(プリズムシャインの首と、剣を持つ手首を触手が封じ、みしみしとねじっていく)
(その隙に、触手の束が鉄塊となって、シャインの腹部に強烈にめり込んだ。同時に、剣をもぎ取るように奪い取る)
(軽い体を触手が吊り上げる様に持ち上げ、そのまま地面に頭から叩き付けた)
(ズシィィン!)
(合板素材の床が抜け、プリズムシャインの腰から下が、きれいなVの字になって生えていた)
(その股間に、触手の鞭がバシィ!バシィ!!バシィ!!!と振り下ろされ、シャインを打ちつける)
(しばらくして、細い足首に巻き付いた触手が、大根を抜くようにシャインを引き抜き、その顔をカメラいっぱいに映し出す)