「では、此方等如何でしょう?」
これは……もう殆ど紐じゃあないですかぁ、どうやって着るんですこれっ!?。

(マイクロビキニの代わりにと、ガイドに勧められたのはド派手なゴールドメタリックのスリングショット水着だ)
(その紐にしか見えない形状に動揺しつつも、着方を教わったサヤは律儀にスリングショット水着の試着も行い……)

……………っ……ほ、本当に、こんなのが普通なんですか……?。
「えぇ、勿論。これもまた良くお似合いですよ」

(スリングショット水着に胸の先端と、割れ目の上だけをギリギリ隠されたサヤは、あまりの羞恥に顔を真っ赤にしてしまう)
(褒めてくれるのは嬉しいが、とても人前で着る事は出来ない……と、サヤは視線を巡らせ、別のデザインの水着を探す)

あ、これ……こういう方が、やっぱり良いかな……?。
「え、えぇ……それはその、止めた方が……」
まぁまぁ、何事も挑戦って言ってたじゃないですか、こっちのほうがずっと気楽そうだし……着て来ますね!。

(売り場の隅の小さなコーナーに、表で見たようなワンピース型の……競泳水着のようなデザインの水着をサヤは発見する)
(それを見たガイドの男が、珍しくサヤを引き留めるが……スリングショットよりはマシだろうと、サヤは試着室に向かう)
(サヤの見た感じでは、その水着は露出度も少なく、無難なデザインの水着といった所だったが……)

これで良し、……どうですか?。
「………」
……似合いませんか?。

(白い水着を着たサヤが、試着室のカーテンを開けてその姿をガイドの男に見せるが、やはり珍しくガイドは視線を反らす)
(その様子に不思議がりながらも、似合わなかったかな?、とサヤは思うが……)
(ガイドの男が、「サヤ様、前……鏡でちゃんとご覧になって下さい」と呟くと、不思議に思いながら、サヤは姿見を見る)

前ですか?、………ひゃ、ひゃあっ、はわわわわっ!?、なっ、なっ、なんでっ!?。
「それはそういう水着なのです……その、ジョークグッズみたいなもので」

(着ている時にはスリングショット水着が恥ずかし過ぎて、白い水着を良く見て居なかったのが災いした)
(白い競泳水着は布面積こそ多いが……身体の前面、胸や股間の割れ目の形をくっきりと浮かびあがらせつつ……)
(布地が薄いのだろうそれは、サヤの肌は勿論、乳首や秘所の色をうっすらと……しかし眼で見て判る程に透けさせていた)
(そう、典型的なエロ水着の一つ……透け水着である)

【お待たせしました、3日も空けてしまいました】
【実はまだ書き途中なのですが、お風呂シーンがどうにもうまく書けないので……】
【ちょっと改変して、オイルマッサージをして貰いたいなって思うのですが、良いですか?】