>>125

(温泉街に件の通達が来るのは毎年の事、慣れた調子で対応をする温泉管理組合の面々であったが……)
(既に温泉街を出発していたサヤの事に気付く者は、残念ながら居なかった。その頃、サヤは……)

きゃー!?、きゃあぁ〜〜〜!?、な、な、な、何なんですかぁ〜〜〜っ!?。

(……滅茶苦茶襲われていた)
(森の草木の影から突如襲い掛かって来たのは、人狼……頭部が狼であり、体毛もそれに合わせて毛深く、爪も鋭い獣人だ)
(獣の鋭さと高い知性を合わせ持った獣人は天性のハンターであり、そのハンターに狙われたサヤは……)

おわわわっ、ひゃっ、わっ、うぎゃーっ!?、折れたぁ〜〜〜!?。

(人狼族のハンターは棍棒や槍といった武器を使って狩猟を行う為、武器の扱いに手慣れている)
(武器の扱いに秀でた人狼に比べて、サヤの剣技は余りにもへっぽこだった)
(この時襲い掛かって来た人狼は、まだ若い青年であり、棍棒を武器としていたのだが……)
(サヤが自衛の為に振り回す刀、それにすかさず人狼の青年が棍棒を叩き付けると、どうやらかなり良い所に入ったらしい)
(ぽきんっと冗談みたいに乾いた音を立てて、サヤの手にしていた刀が折れた、それはもう、綺麗に折れた)
(余りに簡単に折れたものだから、折った人狼の方も目を丸くした程だ)

そ、そりゃ名刀でも何でも無いし、安物だったし、半額値引き品だったけれどぉ〜〜〜……。
「………グオォォッ!」
ひ、ひぃえぇぇぇっ!?、こ、降参!、降参です!、命だけはご勘弁をぉ〜!?。

(刀が折れて、心も折れたサヤは……元々あんまり剣士としてのプライドも持ち合わせていない事もあり)
(情けないくらいに泣きべそをかきながら、言葉が通じる可能性に掛けて両手を上げて降参を示す……すると)

「…………」
あ、あれ、言葉通じて……うひゃわぁっ!?。

(サヤの降参を見て、ぴたりと攻撃の手を止めた人狼に、言葉が通じたのかと思いサヤはほっと胸を撫でおろす……が)

……へっ?。

(サヤの腰にぐわしっ、と掴みかかった人狼が、そのまま肩で担ぎ上げる形でサヤの身体を捕まえる)
(きゃあきゃあと悲鳴を上げながら、ジタバタ暴れるサヤを気にもせず……)
(若い人狼は捕まえた獲物……サヤを集落へと持ち帰った、当然食べる為ではなく……己の獣欲を満たす道具にする為に)

ま、まさかほんとに食べられちゃうんじゃ……ひぇ〜ん、私は美味しくないですよぉ〜〜〜!。

【こんな感じで武器も壊れて敗北したサヤです】
【その場で服を破かれて襲われるのも考えましたが、せっかくなので捕まっちゃいました】
【お持ち帰りされた所でパスしますが、書き辛かったら仰って下さい】

【戦意を完全に失っているサヤは抵抗しないので、好きにしちゃってください!】
【たっぷり中出ししてOKですし、ペットのように連れ回して集落の男衆に自慢するとかもOKです】
【逆に優しくしたり、まさかの展開で助けたりしちゃっても全然OKです】
【今回人狼は喋らせませんでしたが、喋った方が面白そうでしたら普通に言葉を喋らせちゃっても大丈夫です】