(カメラマンが笑顔を浮かべると、わたしも気分がよくなりマイクロビキニであることを利用したポーズを取ったりもする)
(撮影される側のわたしも突然のこととはいえ、カメラマンのその熱意にこたえるように素人なりにポーズを取る)
ふふっ、ありがとうございます!!
(男がシャツをいきなり脱ぎ捨てても別段驚く様子もなく、むしろ少し落ち着いた様子を見せる)
(どうやらこれが彼らカメラマンの技術なのだろうと思いながら撮影を続けていく)
表紙ですか、期待して待ってますね!!
(スポーツドリンクとタオルを受け取って、カメラマンに笑顔を向ける)
(適当な場所に座って休息をとる)
(軽くタオルで汗をぬぐっていると、男がヌード写真を撮らせてくれないかと提案する)
裸ね…
(今まで取ってきた写真もほとんど裸に近い状態で撮影していたので別段恥ずかしさというものもないのだろうと考えていたが、少し抵抗がある)
うーん、少し考えさせてください
(たかが水着、されど水着、体を隠すものがなくなると恥ずかしさが倍増するというのはわたしにだってわかる)
(それに写真として永遠と残り続けてしまうのだ、それは…)
…
(「ふーっ」と息を吐いて、立ち上がりマイクロビキニを脱ぎ去る)
(黒いビキニの下にはまだ熟れていない薄桃色の乳首と少し毛の生えた秘所が現れる)
(抑えていたものがなくなり色白の細い肢体と少し大きめの乳房が垂れている)
いいですよ、ですけどこれはここにいる人たち全員の内緒ってことでお願いしますね?
(カメラマンの肩に手をまわして、耳打つように話す)
他の人たちもそれでいいですね?
(カメラマン以外の撮影スタッフにも目配せをして、確認を取る)