>>602
んっしょ…はふ…良かったぁ開いてた…
(女子の弱い腕力でもどうにかこうにか工場の扉は開いて)
(雨宿りの為に入り込むとホッと息を吐いて)
とりあえず雨が止むまで待とう…うぅ、びしょびしょ…
(着ているサマーワンピースの先端を絞ったり麦わら帽子の水気を切ったり)
(少しでも乾きが早くなるようにとしながら中の方へと少し進んで)

ふぇ?
(誰かの声が聞こえたような気がする)
(喜んでいるような何か…小首をかしげてしたような方向を見ていた)
え、あ……ヒッ!?
(声をかけられ振り返れば薄っすら透けて見える怖い顔をした男性が立っていた)
(血色が悪い肌の色に服はボロボロ…足は無い…こっちを見て舌舐めずりをしていて)
(さながら獲物を目の前にした蛇みたいで恐怖から短い悲鳴と共に身体を硬直させていました)

【おはようございます、もしくはこんにちは】
【是非ともお相手願います】