(薄暗い廃墟の病院……その打ち捨てられた分娩室……
そこに分娩台に拘束されている少女が一人……
それがリリアーナの今日の実験対象であった)

(前日に彼女を獲物に定めると、
彼女の友人(明野香澄、小柄の黒髪ロングヘアー)を操り、
彼女に淫蟲の体液の入ったマカロンを食べさせ
その毒で思考を奪い、友人に手を引かせ廃墟まで連れていかせ分娩台に寝かせて)

ん……そろそろ始める……楽しみ。
(そう言い、指を鳴らすと彼女の毒が抜けていく)

こんばんは……?
(そう、声を掛け覚醒を促してみた)

【お待たせ……では、よろしく】