>>62
(リリアーナが鳴らした指の音に呼応するかのように少女の意識が戻ってゆく)

「ん……と。香澄ちゃん。あのマカロン……何?なんだか変な味がして、気が遠くなって……」
(疑問を呈するかのように言葉を発した後、不気味な周囲の光景に
近くで見ている人影に、そして革ベルトで分娩台に四肢を拘束された自分の態勢に気付く)

「って、ここ……どこ!?
っ!手足も動かない!……ねえ、ねえ!……だれか!だれか助けて!」