【少し早いですが解凍がてら貼っておきます】


「っ!?……お、お願い……やめ……っ!」

(必死に足を閉じようとするが金属製の足受けにベルトで縛られた太股は
びくとも動くことはない。せめて膣に力を入れて挿入を阻もうとするが
軽く咥えこまれた鎌首、その先端からどぷり、という音とともに放たれた
何かの液体……そのなかを泳ぐように抵抗を破りながら侵入してくる)

「い、今の香澄と同じになる……!?」

(じっと横で痴態を晒しているかつての黒髪ロングの美少女を
決して正視したくはないが、それでもちらりちらりと見つめる
その痴態もさることながら、彼女の腹のなかでは今も何かが蠢いている……
それは映画で見たゾンビか、アンデッドか何かをほうふつとさせる)

「ね、ねえ……どうなるの……おしえて……
かすみも、わたしも……!どうなって…・・・っくっ!!?」

(不意に桜のなかでびっと何か、16年守ってきた大事なものが破れた感覚がする
不思議と痛みはなかった、出血の量もそれほど多くはない
ただ、桜の心の中をなんとも言えない悲しみと、それ以上の不安が包む)