そういった意味で神社様もおっしゃったのだとは思いますが…。
あと門限を守るのは当然です。学校の風紀は基本風紀委員会ですが、
だからと言って学校の顔でもある生徒会が、それも会長副会長で門限を破る等
もってのほかでしょう?ほら、早く帰りますよ…。
(そう言いながら門限より少し早めに帰路に着く二人。二人ならんで悶々としたまましばらく時間が経つが)
え?受験勉強を、ですか…?
(さりげない由梨香からのお誘い。特に断る理由はないが週末は神社の手伝いもあり…)
(しかし何故かこの時だけは誘いを断れなくて。それが御守りのせいだとは当然わからない。そして)
う〜ん…一応両親にも言っておきます。おそらく何も問題はないと思いますが。
(そう応えてしまうのだった)
―週末―
ふぅ。由梨香の家に来るのは果たしていつ以来でしょうか。
それとも私が引きこもりがちなのでしょうか。
(この日服装は巫女装束や学生服ではなく、チュニックワンピースに膝丈までのロングブーツ、頭にニット帽子と
寒くなってきた為かごく普通の冬服を着てきた。とはいえ飛白の容姿だと来る道中で何度もナンパにあったのだが)
【了解です】