>>140
た、確かに私らしくありませんね…本当、どうしてこんな事を聞いてしまったのでしょうか。
ああっ、もうっ…このお話は終わりですっ。さ、勉強をしましょう。
(スラスラと参考書にペンを走らせ、忘れようとするがどうにも頭にこびりついて)
(程なくするとか細い声で由梨香からぽつりと漏れ出てくる声に、ドキッと鼓動が高鳴る)

いえ。私でよければ相談に乗りますよ。由梨香は大切な友人ですから。
(トクトクと鼓動が早くなる。由梨香の恥じらうようなしぐさを見てなぜか顔が赤くなって)
しかし…そ、そう、なのですか。私はその、恋愛等は疎く…
その、由梨香の思いは、その人にきっと、届くと思います…だから。
思い切ってその人に、告白してみると…いいと思いますよ。
(そんな助言なのか、よくわからないままにそんな事を答えてしまう)
(すぐ間近の友人を、なぜか直視できない。飛白は少しずつ御守りからの魔力に侵されていく自分に気づけないでいて…)