わ、私の事……!?
(突如告白され、驚嘆すると同時に、一つなにか楔の様な物が撃ち込まれた感じがする)
(告白され、脈拍が明らかに上昇して。鼓動も高鳴り、なにより由梨香から目が離せない)
(告白する由梨香の視線は真剣そのもので、隣に来て手を取られ、至近で直視されれば)
(視線を逸らしたくてもそれさえできず、由梨香の熱烈な告白が頭の中に染みこんで来て)
(呼気も荒くなり、表情も虚ろに蕩け始める。)
ふっ…ぅ、由梨、香…その、私は……あぅ…
由梨…香の事、が…好き……うっ、だ、ダメです…女性同士で、おかしい、です…
おかしいはず、なのに、はぁ、はぁ、んっぁ…頭が…まるで靄がかかったように…なって…
あっ、ぁ、一人で居るときは、由梨香の事を、考えて…
オカズ…んっ、おな、ニー……はぁ、あっ…♪
二人きりの時は、由梨香の…我儘に、つき、あぅ…ぁ、ぅ……ぅ♪
(由梨香言葉一つ一つが心を揺さぶり、突き刺さり、飛白の思考を捻じ曲げていく)
(明らかにおかしい。そしてここでようやく飛白は御守りの異変に気付くが…)
あ、ぅ……はぁ…ゆり、かぁ……♪
(異変に気付くもそれ以上に由梨香への熱情が、他の全ての考えを塗りつぶしていく)
(顔を赤く染めながら、ゆっくりと由梨香へともたれかかる様に倒れこんで)