はは、いきなりだったか。
まあでもほら、久々に帰ってきて、こうやって雪菜のこと見てるとさ、
何かついつい言葉が出てくるというか…
(会話の持っていき方が少し強引だったかと考えるが)
(雪菜の反応を見ればそれがあながち間違いでもなかったと思い直す)
そうそう、俺には教えてくれると嬉しいな。
(暗示はここでもきちんと働いているようだ、とぽつぽつと話し出す様子を見て確信する)
(そうして、このしっかり者の「妹」の言葉を聞き、心の中で整理する)
(やはりというか何というか、この少女は異性からの人気も高いようだ)
(そしてさらに今は興味がない、ということでそれらを断り、無自覚に自分の価値をさらに高めている)
(そして今も今までもお付き合いがない…ということは、今まで誰の手もついてないということだ)
(普段はこのようなことは話さないのか、恋愛について語る雪菜はよほど恥ずかしかったのかかなり赤面している)
(この純情な少女の事情はともかく、総合して得た感想は、これは汚しがいがあるな、ということだ)
そうだな…別に変ってことはないと思うよ
雪菜にとっては今は恋愛より大事なことがあるってことだろう?それならそっちを優先したらいいさ。
(最後に雪菜から意見を求められるたため、少し考えてから言葉を紡ぎだす)
(まずは肯定…本人が間違っていないということをこちらもその通りだと応答してから)
ただ、まあ…いつか好きな人ができたときに、戸惑うことが出てくるかもしれないな。
男子は女子のことがわからないし、女子も男子のことがわからないことって、よくあるし…。
(次に若干否定のニュアンスを込めた言葉を続ける)
(これは相手に不安感を与えることで、気持ちを揺さぶることが目的だ)
…そうだ、今の宿題と同じように、俺が教えてやればいいのか。
(そして、最後に。さぞいいことを思いついた、とばかりに笑みを浮かべ、隣の雪菜のすぐそばに顔を寄せて)
雪菜、「これから俺と一緒に恋人との付き合い方を勉強しよう。」
ほら、雪菜もいざという時に困らずしっかり対応できるようになってたほうがいいだろう?
「兄さんが妹の恋の練習に付き合うのは当然」だからな。
(雪菜の目をまっすぐに見つめて、いたずらっぽい笑みで、暗示をかけてやる)
(こうして、妹の宿題を見ることから始まった勉強の内容を、わずかずつ歪めていく)