>>25
そうそう、雪菜が想像する付き合い方。
正直に考えたこと言ってくれたらいいからな。
今まで男と付き合ったことないんだし、なかなか難しいところもあるかもしれないけども。
思いついたこと言ってくれたほうが兄さんは助かるぞ?
(おそらくこの少女から出てくるのは、世間一般で言えば「触り」の部分であろう)
(それはそれでかわいらしいことではあるが、もう少し深いところを教えてやろう、と)
(顔を赤らめて考え込む「妹」の様子を見つめながら考える)

ふむ、まずはデートか…まあ確かにお互いを知るためにもいい手段だよな。
相手の好みがわかると喜んでもらえる方法がわかるってことだから。
それに思い出を作るのも楽しいから、なおさらだな。
あー、手をつなぐ、か…確かにそれもあるな。ちょっとかわいらしいけども。
お互いに触れることはそれだけ心を許してるってことだし、間違ってないな。
それから…そうだな、キスは確かに間違いなく恋人同士ですることだ。
相手を好きだから、お互いが相手に自分の唇をささげる行為…なんていうと大げさだけど。
…よし、雪菜の言ってくれた内容はだいたい合ってるな。
もっとも付き合い方なんていろいろあるから、間違ってるなんてことないんだけどね。
(雪菜の言葉に頷き、内容について簡単にこちらの考えを述べる)
(それは基本は肯定を含んでいて、間違っていないということを明確に伝える)
(そう、何故なら間違うのはこれからなのだから)
(そんな感情はおくびにも出さず、雪菜の言葉には笑顔で返して)

だいたい考え方は合ってるとして…何から練習するか、だな。
まあ、デートは家だと難しいから…まずは手をつなぐことからやってみようか。
ほら雪菜、「兄さんを恋人だと思って、手を繋いで」
(さっそくとばかりに左手を雪菜に差し出して、雪菜に暗示で促す)
(慎重すぎるかもしれないが、じっくりと行うほうが後々よいだろう)
なに、「兄さんが妹の相手をするのは当然」だからな。ゆっくりやっていこうな。

【そうですね、長期になるのはその通りだと思います】
【まあこちらとしては望むところですので、じーっくり進めさせていただきますね】