>>30
ああ、「校外学習」、またやろうな?
(やはりというか、雪菜はこちらに喜んで呼応して、自分からお願いしてくれた)
(約束通り、この「勉強」が十分にできたのなら、また外で「校外学習」で連れ出してやろうと思う)

…まあ、そんなに固くなるなよ、雪菜。
(やはり想像した通り、突然の抱擁に驚いてしまったようだ)
(声を詰まらせ固まってしまっている雪菜の様子に見えないように苦笑する)
(それにしても、年齢の割に…というのは失礼かもしれないが、けっこう大きな柔らかいものが当たっていて)
(気持ちがどちらかというとそちらに逸れてしまいそうなのを何とか引き戻すのに神経を使っていたりする)

そうそう、嬉しいとドキドキするんだよ。こうやって恋人と一緒だと、特に…な。
大事なことだから、よーく覚えておくようにな。
(少しして暗示の効果が出たのか、固くなっていた雪菜の体から力が抜けるのがわかった)
(それからこちらに笑顔を向ける雪菜が本当にまぶしくて、きれいで…もっとこちらに染めてやりたくなる)
(そんな考えがよぎって、しばらくじっと雪菜の顔を見つめてしまう)

…さて、恋人同士ですること、少しずつわかってきたかな。
他にも勉強することはいろいろあるけれども、まあ最初はこんな感じか…。
ああでも、雪菜はもう一つ、「恋人の付き合いですること」を言ってたよな。
(いい雰囲気になってきているところで、あえてまずは終わりを仄めかすようなことを言ってから)
(今思い出した、といった体で最初にした質問を、雪菜の答えについて言及する)
(デート…「校外学習」はまたいずれ、手をつなぐことは今こうして行った…ので、)
今日はどうしようか。ここで終わっておくか、それとも一応全部やってしまうか。雪菜が決めていいよ。
じゃあ雪菜、「勉強がしたければ今ここでお願いしてくれ」
(はぐらかすような言い方をした後は、選択肢を雪菜に与える)
(最も、選択肢を与えるふりをしながら、暗示にて半ば以上言わせているようにはなっているのだが)
(だがここはきちんと雪菜がお願いすることが大事なのだ…自分でそうした、という意識づけのために)

【なんだか若干不便な仕様ですね】
【今後もなんか変な単語とかあったらその規制?だと思ってくださいまし】