そうか、男子の視線がねえ…
(円滑な関係を築くために、こうしてテレビの前で妹の相談を聞く、というのも「兄」のやることだと考えている)
(そうした話の中でわかったことだが、香奈も学校で人気があるようだった)
(そのあたり、雪菜も香奈も似たもの同士、さすがはこちらの目を引いた美人姉妹ということはある)
(最も香奈はそうした雰囲気がいまいちわかっていないようではあるが、今のところはあえて触れないでおく)
そうそう、昔は一緒に入ってたんだよな。香奈は小さかったからそこまで覚えてなかったかもな。
お姉ちゃんほどじゃ…って、いっちょ前に兄さんをからかおうとするんじゃないよ、香奈。
(こちらの暗示に多少の違和感を持ったようだが、自分の中で整理したようで)
(雪菜を引き合いに出して冗談を言う香奈の頭を軽く撫でながら、内心ではこの後のことを考える)
(香奈の体つきもそれはそれで魅力的ものなのだと、彼女は自覚していないようだ)
そうだな、行こうか。
ふふ、久々に香奈と入れるの、楽しみだな。
…ん、どうした香奈。
(香奈に促されて、そのまま風呂場に向かう。楽しげな香奈とは多少意味合いが異なるが)
(そのまま脱衣所で替えの下着と寝間着を置いたところで、香奈の様子が少し変なことに気づく)
(香奈がおどおどと発する言葉の意味を理解してから、思わず吹き出すまで時間はかからなかった)
っぷ…ああ、確かに。香奈も兄さんの成長を見てみたいか。
全く、恥ずかしいなら恥ずかしいっていえばいいのに…。
ま、兄さんはテレビで見るような人たちみたいに、いい体をしてるわけじゃないから申し訳ないけど。
じゃあ香奈、「兄さんの成長した体を、目をそらさずにしっかり見るんだぞ」
(香奈は恥ずかしがり屋だ。それに大人の、父親以外の男性の裸など見たこともないだろう)
(だからこそ、目を逸らさないように釘を刺してから、こちらは衣服を脱ぎ始める)
(靴下を脱ぎ、シャツのボタンを外して上を脱ぎ、ズボンのベルトを緩めて下げれば、下着姿になる)
(それから上の下着を脱げば、うっすらと腹筋の乗った腹と、そこまで鍛えられているわけでもない胸が露になる)
(次に…いよいよパンツに手をかけて、特に何でもないようにして下げて足を抜けば)
(陰毛に覆われた、平均より少し大きい程度の竿と玉が自由になる)
まあ、こんな感じだ。特に珍しくもないフツーの体型だぞ。
で、どうする?脱ぐのが恥ずかしかったら、兄さんは先に風呂入っておくけど…
ま、「兄さんの前で服を脱ぐのが恥ずかしいのは当然」かもしれないけども…香奈、「恥ずかしいのは我慢できる」よな。
(すべての衣服を脱いで、生まれたままの姿を、自然体で香奈に見せながら)
(そのうえで香奈の暗示で羞恥を強化する一方それが抑制できるよう、矛盾する暗示をかけてやる)
(さて、この妹はどう出るか)
【まさかこちらが先に脱ぐよう促されるとは思わず…少し楽しかったです】
【こちらの脱衣シーンを描くことになって少し戸惑いましたが、こういう試みは大好きです】
【今後もぜひ、こういうのを入れていただけると、こっちも返しを考えるのがより楽しくなります】