(椅子に座り直し、少し呆けた様子で校庭を見やる。それだけでも十分に絵にはなるだろう)
(程なくしてお茶と茶菓子を持った由依が戻ってくると向き直って)
夕飯前ともあるのであまり間食は好まないのですが…先輩のご厚意となれば話は別ですね。
頂きます……ん。おいしい♪
(サクッと茶菓子をほおばり紅茶を一口。時折笑みを零す仕草は普段の大人じみたものより)
(遥かに子供っぽく見えるだろう。色々と表情を変えて見せる辺り演劇部員としては天性の物があるのかもしれない)
(無論、紅茶に薬が仕込まれている等露知らず時間はどんどん経過していき)
……ふぁ…。んっ、久しぶりに間食したせいか、少し眠いですね…
(軽くあくびをしつつ、目元をこする。身体が温まり、表情もトロンとしはじめて)
(眠いと言ったが実際には眠くなく、どこか夢現といった様子)
【書き出しつつお待ちします。来ておられるなら、今日もよろしくお願いしますね】