う、ぁ………♪わ、たしは………妖魔に、毒を……
抗体………浩太君……んっ、ぁ、ぁ……♪
(真っ白になった頭の中にどんどん暗示の言葉が染み込んでいく)
(所々拒絶反応も見せるが、それでも少しずつ確実に暗示は肇の脳を犯してく)
(それから何度も何度も入念に洗脳を施されようやく解放される。)
うっ…………あ、れ………私………?
…浩太君…?ああ、そう、でした…私は……妖魔の媚毒を解除するために…
ごめんなさい……私が不甲斐ないばかりに、巻き込んでしまって……
(大丈夫か?と声をかけ、案じてくれる浩太と視線が絡む。)
(ドクドクと鼓動が高鳴り、顔を赤らめる。明らかに発情している様に見えるだろう。)
(息もあらくなり、艶っぽい声も漏れ出て…)
んっ……ふぅ。はぁ、はぁ……本当に、ごめん、なさい……不甲斐なくて…
(しな垂れる様にして浩太の胸元に顔をうずめる。体液を摂取すれば元に戻ると分かっているが真面目な肇はそれを良しとしないのだ)
(しかし、そう思い込まされている等と自分ではきづけなくて…)