ふふ、さすがに楽しいってのはちょっと違ったか?
(暗示でない感想には違和感を持って、暗示した内容はその通りだと飲み込める)
(姉妹両方に言えることだが、彼女らは実に「素直」である、といえる)
(だからこそ、こうして暗示によって改変が可能なのであるが…効果がすぐ出るのは、やはり「楽しい」)
ははは、昔はよくやってたもんだけどな。…いや香奈に洗ってもらったことはないか。
一緒に風呂に入ったときに、香奈の身体とか髪とか、兄さんが洗ってたんだぞ?
ま、香奈は覚えてないんだろうけども。
(明らかに動揺して…だが催眠の内容を飲み込んでいく香奈のことを見ながら)
(さも過去のことを懐かしむような口調で、暗示の内容を補強する)
(だが…先ほどの暗示が既に効果を表しているのか、香奈の緊張感は動揺だけではないようだ、と気づく)
(暗示は根付いている…確実に、それもこっちが思っていた以上に)
ああ、昔みたいに俺が香奈のことを綺麗にしてあげよう。
じゃあ、とりあえずそこにお座りくださいませ、お嬢様。
(冗談めかした風に、風呂イスに座るように手を差し出してから)
(香奈が使っているだろうシャンプーを取り、手である程度泡立ててから)
はーいお客さん、かゆいところありませんかー?
目を開けると沁みるから、しっかり閉じておいてくださいねー?
(まずはその黒く艶やかな髪を、丁寧に、時にわしゃわしゃと手で洗う)
(綺麗なものだ、と思う。普段はツインテールにしているようだが、こうして下ろしている姿もギャップがあってよい)
(いずれこの髪も何らかの形で汚したい…という感情を抱きつつ、ひとまずは洗髪を済ませる)
よし、それじゃあ流すぞー。繰り返すけど目を閉じてるんだぞ。
(これは兄妹の洗いっこなのだから、やましい気持ちなどない…と、香奈には思わせなければならない)
(お湯を流して泡を綺麗に落としてから…今度はボディソープを手に取って)
それじゃ今度は身体を洗うぞ?
香奈、「兄さんに身を任せて」…
(いよいよ、ここからが本番だ。手の中で泡立てたボディソープで、香奈の身体に…まず右腕から触れる)
(手先から、順に上がっていって…肩のあたりまで、丁寧に手で撫でるように、じっくりと洗っていく)
(雪菜よりもさらに若い、幼いといってもいい肌は瑞々しくて、それだけで興奮は増す)
(次に左腕も同じように洗ってやってから、次は…腰に手を這わせ)
(お腹と腰回りを撫でまわすようにしてから、だんだんと手先を上にもっていく)
(そして、そのままなだらかながら膨らみだしている胸を、下からそっとすくいあげるようにして、触れる)
香奈、緊張してないか?「兄さんが隅々まで洗うのは当然」だから、変なこと考えるなよー?
(それから、胸全体を手で覆うようにして、円の動きでゆっくりと香奈の胸を揉むように洗っていく)
(手のひらは、彼女の胸の先…乳首に当てて、少し擦るようにする)