>>56
(昔を懐かしむお兄ちゃんの言葉に、やっぱりそうだったんだ…って思う)
(それと一緒に、昔と変わらないように私を見てくれてるってことを改めて実感する)
(なのに私は…私の体は変なことを考えてみるみたい)
(お兄ちゃんに洗ってもらうのは当然のことで、変なことを考えるはず無い)
(頭ではそう思ってるのに、身体が反応するから考え始めちゃう)
(考えるだけじゃなくて……段々恥ずかしくなってくる)
(胸の先っぽが硬くなって尖っていくのをはっきり感じて、お兄ちゃんにバレるんじゃないかって…)
(もしかしたらもうバレてて、気づかないフリをしてくれてるのかも…)
(考えが進んでいくにつれて身体の奥が少し熱くなっていく)
(じわじわと熱が広がって火照っていく)

は……っ
(指が胸から離れていくと、張り詰めていたものが解けて息を吐き出した)
(顔は服を脱いだ時よりも熱く真っ赤になってた)
(お兄ちゃんに洗ってもらってるだけなのに、なんでこんな風に…)
(わからないまま、次は足を洗うから開くように言われた)
(でも……咄嗟に私がしたのは真逆で、足をピッタリと閉じた)
(なんでそうしたのかすぐに分からなかくて自分でも驚いたけど、太ももが擦れて…わかった)
(さっきよりも濡れてる…)
(お湯じゃないってことはヌルヌルしてるからわかる)
……う、うん
こう、で…良いのかな?
(考えごとをしてる間にお兄ちゃんは目の前に来てた)
(目を瞑るのは足を閉じた時にやめてて、視界には裸のお兄ちゃんの姿が見えてる)
(そんな状況で、私は足を左右にゆっくりと…開いちゃった…)
(洗ってもらうのは当然だし、洗いやすいように足を開くのも当然)
(でも濡れたアソコをこんな風に見せつけるみたいにするのは…流石におかしいって思う)
(恥ずかしいって思わないわけがなくて、でも…恥ずかしくなるほど、気分が高まってくる気がする)
(お兄ちゃんの手は足を洗っていって、まだ濡れてることには気づいてないみたい)
(優しくて真面目で、そんなお兄ちゃんの前でこんな風になってて…私は最低の妹だった)
(でも今でも恥ずかしのに、もし見られたらって考えて…考えちゃって…)
(足を開く角度が少しずつ大きくなっていってた)
モデルみたいに……?
……もしモデルになったら、色んなとこ、見られちゃうのかな…
(普段の私なら…と言うかお風呂に入る前の私なら、お姉ちゃんの方がモデルに向いてるって言ったと思う)
(そもそも、モデルなんて恥ずかしいって笑って否定してたんじゃないかな)
(でも、冗談なんだろうけど、お兄ちゃんの言葉を聞いて少し想像する)
(もしかしたら、いつかこんな風に他の人にも裸を見られるのかな…って)
(でも……お兄ちゃん以外に見られるのは、イヤだな…)