…ぅ、ん……
(お兄ちゃんの指がアソコに触って、洗っていく)
(撫で上げるようにして、それから周りを擦るようにしていくのがわかる)
(その刺激で、閉じたままの口から小さく声が漏れた)
(見られて…じゃなくて触られて、不思議な気分になってくる)
(私が洗う時とは全然違う洗い方で、でもお兄ちゃんのやり方は理由があるんだと思う)
(ただ私は慣れてないから、変な感覚になるのかな…)
……ふ、ぁ……
(閉じていたトコが開かれる感覚)
(口が少し開いて、吐息が出ていった)
(なんでかはわからないけど、気持ちよかった)
(お兄ちゃんにアソコを触られたから……?)
……うん
(うまく説明できない感覚が頭いっぱいに広がったまま、お兄ちゃんに言われた通り腰を上げた)
(お尻の方までしっかり洗ってもらって、これは子ども扱いされてる気分だった)
(恥ずかしくなるけど、さっきのとは全然違うタイプの恥ずかしさ)
(その後はシャワーで泡をしっかり流してもらった)
(勢いよくお湯が当たって、その時またアソコに刺激を感じだけど、お兄ちゃんに触られた時ほどじゃない)
(お湯で流してもらった後、私はぼーっとしたまま、お兄ちゃんを見上げるだけだった)
(身体を綺麗にしてもらったのに、まだ胸とかアソコは熱くて何かが残ってるみたい)
(頭の中がぐるぐるしてて身体にも力が入らない…)
(でも、お兄ちゃんが何か言ってる…返事しなくちゃ…)
……あ、洗う……お兄ちゃんの体、洗わなくちゃ……ぁ、っ
(洗いっこなんだから、次は私がお兄ちゃんを洗う番)
(それだけを考えて喋ってたけど、身体の方はもう限界だったみたいで)
(椅子から腰を上げて立ち上がりかけた途端、バランスが崩れてお兄ちゃんの方に倒れこんだ)
(真っ正面からだったから、お兄ちゃんに抱きつくような格好で)
(胸をお兄ちゃんの胸板に押し付けた形)
(胸だけじゃなくって、お腹も…アソコも押し付けてて)
(謝ろうと思って顔を上げると身体を擦り付けるみたいになる)
(暖かいな…って、ふと思った)
ご、ごめん……お兄…ちゃ……
(こんな風にお風呂場で色々考えたこと無かった)
(お湯のせいで頭がクラクラしてたってこともあるんだと思う)
(頭のぼうっとした物が限界に達したみたいで、言いかけた言葉が途切れていく)
(私の意識もどこかに落ちていくように消えていった…)
【香奈も雪菜も兄に対する憧れが潜在的にあったんだと思います】
【ですが残念ながら香奈はここで一度ダウンです】
【長くありませんが気を失っているので、部屋かリビングに運んでいただければ…と】
【…お好みでどうぞと言いつつ希望を言ってしまい申し訳ありません】
【どこに運ぶかどういう風に運ぶかはお任せします】
【ちなみに香奈の部屋は雪菜の部屋の隣ですが、雪菜は「宿題」の方で手一杯なので、
廊下を歩く音や部屋の様子にはまるで気づかないと思います】