(こうして触ってみると、香奈の反応は今までで一番大人っぽい…というか、艶めかしい)
(ひょっとすると自発的に弄ったことはないのではないか、という勘繰りも起こる)
(こちらの指に熱の籠った吐息を漏らす様は、今こうして性感を開発しているようで、楽しいと思える)
そうそう、次は香奈の番…?
お、おいおい!大丈夫か香奈…!
(すっかり泡を流した後で、香奈の様子がおかしいことに気づく)
(倒れこんだところを支えてはみたものの…とても本人は自力で立てるような雰囲気ではない)
(最も、この密着度合いはこうして身体を洗っていたとき以上で、香奈の身体つきを今度は全身で感じていた)
に、兄さんは大丈夫だけど…それより香奈のほうが…香奈?
(こちらを見上げてくる香奈の顔は赤くなっている上に視線もややフラフラしていて)
(くっと身体を擦り付けられる動作に驚きはしたが、そこから香奈の身体から力が抜けて)
(慌ててしっかりと抱きしめて支え、何とか倒れるのは防いだが)
(とりあえずそのまま倒れないようにしながら、ゆっくりと腰を下ろしていって)
…やりすぎたか?ちょっと過剰に暗示を使いすぎただろうか…
(ふう、と息をついて。だがここから香奈を外に出して、きちんと休ませてやらねばならぬ)
(つい楽しくて、事を急ぎすぎたか…と反省しつつ、今思うことは一つ)
(とりあえず、一番風呂には入り損ねた、ということだった)
(とりあえず脱衣所まで香奈をそのまま運び、一度床に直に座らせる)
(それから、香奈が倒れないように注意しながら、タオルで全身を拭うようにする)
(胸や股も触ったが、先ほどとは違ってけがをさせないようにと慎重な行動になった)
(それから、香奈の身体にタオルを巻いて、わきの下と膝に腕を通して担ぎ上げる…いわゆるお姫様だっこだ)
(そのまま、彼女の部屋までこの気絶した妹を運ぶ…落ち着いた場所に寝かせるためだ)
(階段を上り、何とか扉を開けて、香奈の部屋に入る…雪菜の部屋よりファンシーな印象がある)
(そのまま、香奈をベッドに寝かせてから、一度部屋を出る。自分もタオルを腰に巻いただけの格好だからだ)
(服を着て、香奈のためにコップに水を入れて、また部屋に戻る)
(香奈が起きてきたら何といおうか…ということよりも、先々の展開に意識が向く)
(おそらく過負荷で倒れたであろう香奈への暗示を、もう少し慎重にせねばなるまい)
(どうしたものか、と考えながら香奈の部屋の扉を再び開ける。なお、雪菜は何度かの往復には気づいてないようだ)
【少し返信が遅れて申し訳ない…そして後半が状況説明ばかりに…】
【香奈ちゃんダウンしてしまったなら、次は雪菜ちゃんの番かな?】
【「宿題」はそう早くは終わらないでしょうか、次は少し日を開けての展開ですかね】