…入るぞー、雪菜。
(扉の前でしばらく待っていたものの、特に中から反応はなかったので、前回と同じく扉を開けてしまう)
(まず耳に入ってきたのは何かをしゃぶるような音で…予想通り雪菜は「宿題」をこなしていたらしい)
(こちらを見る雪菜の表情は、唐突な来訪に対する驚きから、今背後に流れている音でみるみる赤くなっていって)
(彼女の焦り様は表情を見ればよくわかって、ついニヤリと笑ってしまった)
(慌ててプレイヤーを止めたところで、この空気はさすがに手遅れだとは思うのだが)
(こちらにとっては予定通り、好都合な状況なので敢えてしばらく黙ってから)
(それからしばらく待ってみたが、雪菜は一向に口を開かない)
(だが「目は口ほどにモノを言う」というか、雪菜の視線がこちらの…主に下側を向いているのはよくわかったので)
…そかそか、今まさに「宿題」をこなしてたわけだ。
さすが雪菜だな、えらいぞ。
(腕を組んで、うむ、と納得したように頷く。少し冗談めかして、大げさな反応を示してみた)
(それから、何事もなかったかのように雪菜の隣に座って、並んで停止したプレイヤーを覗き見て)
ちゃんと「宿題」やってたんだな…どうだ?いい勉強になったか?
恋人同士っていうのは、こうやってお互いに奉仕して、愛を確かめ合うんだぞ?
…まあこれには映ってないけど、逆に男が女に奉仕するパターンだってあるんだからな。
(そしてそのまま再生ボタンを押して、さらに場面を進めていく)
(女優の動きはだんだんと激しくなり、男の方もいきり立ったモノがさらに硬さを増したように見える)
(そうやって十分な奉仕が行われた後で…そこで映像は終わってしまう)
(再生が終わり、真っ暗になった画面を前にして、改めて雪菜の方を向いて)
……さて、それじゃ今日も恋人の勉強をしようか。
まずは前回勉強したことの「復習」からやってみようか、雪菜。
ほら、目を閉じて……
(雪菜の頬に軽く手を添えて、目線を合わせるようにしてから)
(雪菜の顔に自分の顔をゆっくりと近づけていって、唇を重ね合わせるようにしていく)
(ただ前回と違うのは、自分のもう片方の手は雪菜の制服のスカートの上に置かれており)
(今しがた見た「宿題」のDVD同様に、これから彼女の身体を触るつもりがある、ということだった)
【そちらの期待に応えられて何よりです。今回は前回の復習と宿題の成果が見られることを楽しみにしてます】
【私もやっていくうちにキャラが変わっていっている気がしないでもないので(何か思ってたよりも優しくなってる気がする…)お互いさまということで】