私も嬉しいよ、メイアが私の使い魔にふさわしい存在になっていくのが。
ほら、私の存在がくっきりと伝わってくるだろう?
私にもメイアの感覚がはっきりと伝わってくるよ。
どんなに離れていても、メイアは私の目となり耳となり、
手となり足となることが出来る。
メイアも、私の知識・経験を自分自身のものであるかのように使うことが出来る。
そこで、一つメイアに命令だ。
メイアの「パパ」「ママ」のことを思い出してごらん。
それから、今までメイアが住んでいたところを思い出してごらん。
メイアは今からそこに行って、メイアがそこにいたことを「消して」くるんだ。
みんなの記憶から「メイア・クディナーレ」という存在を消しても良いし、
「メイア・クディナーレ」という存在を知っている人を消してもいい。
そこはメイアの好きにすればいい。
どっちでも、私の知識を持った「使い魔メイア」なら出来るはずだよ。
メイアのすることは私がしっかり「見て」いるからね。
じゃあ、行ってくるんだ。
【置かせて頂きます】