【同じくお借りします】

>>766
どうしたの?そんなところでぼうっとして
早くドアを閉めて、こっちに座りなさい……鍵はちゃんと閉めてね
(部屋に入るなり暑さに驚く麻衣に対して、少々高圧的な厳しい教師の顔で)
(机を挟んだ目の前の椅子、ではなく自分の隣の椅子を軽く叩く)

さぁ、早く……そんな遠くにいたんじゃ、お話ができないわ
(自分の匂いと言うのは自分では中々分からないものだが)
(麻衣の切なげな表情と、鼻を鳴らしている様子から)
(この密室に自分の発する匂いが充満しているのだろうと察して)

ねぇ、白瀬さん、そんなにうっとりして、一生懸命嗅いでるみたいだけど…何かいい匂いでもするの?
(意地の悪い笑みを顔に浮かべて、麻衣の痴態を指摘しながら)
(シャツのボタンを上から一つ二つとゆっくり、見せつけるように外していくと)
(抑え込んでいた豊かな膨らみによって、自然と胸元がはだけて)
(男性なら見ずにはいられないであろう、深い谷間があらわになる)

こんなだらしない格好でゴメンなさいね……暑くて堪らないわ
(暑いならエアコンを入れればいいだけなのに、それをしようとはせずに)
(手元にあるペットボトルに口をつける)
(中の冷たい水を一口呑み込み、口を離す前に)
(まるで男性器に行うかのように、飲み口に舌を這わせタップリと唾液を塗しつける)
(その様子をしっかりと麻衣に見せつけてから、ゆっくりと口を離せば)
(飲み口と唇の間にハッキリと光る糸が伸びて……切れる)

白瀬さん、貴女も熱中症にならないように、飲んでおきなさい
(口角を上げ、淫靡に微笑みかけながら)
(手に持ったペットボトルを麻衣へと差し出す)
(ここまでしてしまえば、こちらの意図が麻衣にも明確になるだろう)


【こちらこそ、よろしくお願いします】
【リミット了解です】