…んぅ……すー………
(よほど眠かったのか、彼に抱きかかえられてベッドに寝かされても全く起きる様子はない)
(それどころかより深い眠りに落ちるように、ぎゅ、と抱きまくらを抱き寄せる)

(それからどのくらいの時間が立っただろうか、すっかり夜もふけ、外から聞こえていた車などの音もなくなり、静まり返っている)
(少し眠りの浅くなった様子の芹が少々寝苦しそうに寝返りをうつ。その拍子に枕をベッドから落としてしまう)
(だきしめていた枕を落としてしまい、眠りながらも違和感を感じた芹は、代わりのものを探すように手をのばす)
(その先にいたのは…少し離れて眠っていた宗介。構わず彼にギュッと抱きついた芹はまた、満足げな表情を浮かべて深い眠りへと沈む)

【おまたせいたしました、今晩もよろしくお願いします】