…そうだ、今日はレンくんがうちに来るんだ……急がないと…。
(見た目の割には運動が出来る芹…その為、たまに友人の部活の助っ人に呼ばれることがある)
(そして今日も助っ人に……いつもはすでに帰宅している時間だったのだが、今日は遅くなってしまった)
(小走りで家に向かっていると、その途中…夕日に照らされた人気のない道に、退屈そうに待つ少年の姿が見えた)

……あ!レンくん!ごめんね…?遅くなっちゃった。…大丈夫?
(その少年は今日芹の家に泊まる予定のレンくん…少々眠そうな彼に目線を合わせるように身をかがませ、話しかける)

【こちらこそ改めてよろしくお願いします!】